配信者遊作と同居人Aiネタ⑤「こんばんは」
「こんばんは~Aiちゃんだよ~」
「今夜は泊まり込みのゲストが来ている」
「さあ、入って入って」
[こんばんは!]
[誰?]
[ゲスト誰だろ~]
[泊まり込みってことはリアル知り合い?]
「こんばんは!ソウルバーナーです!」
[ソバだ!]
[泊まりくるソバ豪華!]
[マジか!]
「今夜はソウルバーナーと配信してくよ~やったなーみんな」
「よろしくな!」
[やったぁ!]
[最高!]
「で、今夜はリスナー投票で一番票が多かったホラゲーをやっていく」
「許さない」
[wwww]
[ごめんてwwww]
[ソバの悲鳴が聴きたかった]
「なんでホラー選んだ?皆、教えてくれよ。なんでホラーなんだ?」
「落ち着いてくれソウルバーナー」
「皆が求めたものがホラーだっただけだから、な?」
「許されないぞこれは!」
[許されなかった]
[でもソバの悲鳴が一番なんだよなぁ]
[音量最大にした]
「ここのリスナー鬼が多い!」
「折角だから何かルールでも作っちゃおうぜ」
「ルール?」
[ソバが叫ぶ度にプレメ様がAiちゃんを褒めるとか?]
[それいいな]
「それソウルバーナーが悲鳴あげるたびにオレが死ぬじゃん.....」
「オレが悲鳴を上げればAiが死ぬ.....プレメ何もないじゃねーか」
「オレだって羞恥心はあるぞ」
+++++
【数分後】
「次どこ調べる?」
「中央の部屋まだ行ってないよな?」
「そんじゃそこに行くか」
\バーーンッ/
「ぎゃあああ!!」
「Ai、実はお前のポニテ姿好きだ」
「きゃーーー!!!!」
[阿鼻叫喚]
[ソバが悲鳴上げたらノータイムでデレてくれるプレメ様素敵]
[Aiちゃん死んじゃうよぉww]
「マジ勘弁しろってぇ!今出てくんなよ!あ、ロッカー調べられる!」
\ガサガサガサッ/
「うおわあ!!」
「Aiの寝顔は綺麗だな」
「きゃああ!!!」
\ドンッ/
「ぎゃあ!なに!!」
「先日着てたコート、よく似合っててカッコいいぞ」
「ヒィン!!!」
[地獄じゃん]
「待ってくれソウルバーナー、ほんともう、悲鳴我慢できない???オレもう死んじゃうから!!」
「オレも必死だからな?!必死なんだよ!ホラー本当にダメなんだよ!!」
\ゴーンゴーン/
「あああっ!か、鐘か!」
「Aiの笑顔は安心する」
「あーー!ああー!あーー!!」
[天国と地獄]
+++++
「一度休憩にしよう。コーヒーでも飲んで落ち着いてくれ、ソウルバーナー」
「は.......はぁ.......生きてる.......オレ生きてる.....」
「あぁ、お前は生きてる。Aiは......脈拍が凄いことになってるな」
「.......」
「Aiの顔真っ赤で呼吸荒いけど大丈夫なのか?」
[瀕死]
[一番死にかけてる]
「ソウルバーナーが何回叫んだかカウントした奴はいるか?」
[52回くらい]
[うん、そんくらい]
「ってことは、Aiは52回もPlaymakerにデレられたのか。そりゃ....死ぬかもな」
「そうか?」
[虫の息なんだよもう]
[ソバよりダメージデカい]
[配信終わるまでに生きてるか微妙]
+++++
【再開】
「元のエリアに戻ってみるか?なにか情報が追加されてるかもしれない」
「お、おう.....」
\ギャアアッ/
「ぎゃあああ!なになに?!」
「Aiの真剣な表情にドキッとする」
「ウッ.....!」
「待って待って!隣で震えてるAiのほうがこわい!!無事?!無事か?!」
[どうなってんだ]
「うわあああ!んだよコントローラーの振動かよびっくりさせんな!」
「本当はAiを自慢して回りたい」
「ン.....フフフ.....フフフフ.......」
「こわいこわい!Aiがなんか笑い始めた!壊れた?!流石に壊れちゃった?!」
[ホラーだな]
[だいぶホラー]
[Aiちゃん壊れてきたな]
「わーーー!!なんっはーー?!こっちくんnぎゃあー!」
「実はAiにハグされるのは安心するから嫌じゃない。もっとして欲しい」
「フーフフフ.....プレメあいしてる.....」
「助けて!隣でAiが痙攣してるんだ!助けてくれ!プレメも楽しくなってるだろ!お前!お前!」
[これも神回だわ]
+++++
「前半はこのへんにしておこう」
「まだ......前半......?」
「残念ながら。まずはお疲れ様だソウルバーナー」
「はーーーーー......あ、そういやAiは無事か?途中から悪魔に取り憑かれたみたいになってたけど」
「.....本気で死を覚悟した」
「全部本音だ」
「ヒュッ」
[確実にトドメさしてくる]
[正直、あのイケメンが悶絶してた様は見たかった]
[わかる。怖いもの見たさ]
「後半はAiをワイプで映してやるか?」
「オレが悶える様の何が楽しいんだよ!!!!!!」
[仲いいなぁってなる]
[ニヨニヨする]
[プレメが楽しい]
「映してもいーよ」
「チョロすぎるだろ!」
[後半は、ソバが悲鳴上げる度に、プレメがAiちゃんの自慢しようよ]
[本人もしたいって言ってたし]
「いいだろう」
「いいの?!」
「プレメ様のリスナー、オレを確実に仕留める方法よく分かってやがる.....こいよ!」
「いいの?!!」
「ご褒美です!!!」
[清々しい]
[また瀕死なんだろうなぁ]
+++++
DIEジェスト
・ソバが好調に悲鳴を上げる中、嬉々として自慢をし始めるプレメ、奇声を上げて倒れるAi
・プレメのAi自慢が順調に進み、Aiの状態は順調に悪くなっていく
・悶絶しすぎて一瞬過呼吸起こすAi、焦るリスナー、叫ぶソバ、追撃するプレメ
・後日、酸素ボンベを買ったAi
ターンエンド
+++++
「天国と地獄が一気にくるとこういう状態なんだろうなぁって思った」
「Aiがだいぶ苦しそうでホラーどころじゃなくなったよ....」
「過呼吸まで起こすとは思わなかった」
「遊作のデレ過剰摂取は危ないから....」
「だが嫌じゃないんだろう」
「嫌じゃないクセになる」
「調教されてる....」