masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 427
masasi9991☆quiet followDONEちょっと弱った大ガマさんの土ガマ ##妖怪ウォッチ 痛くてもかまわない めずらしく、戸を叩いて入ってきた。 外は今に洪水となろうという大雨であり、一向に止む気配もない。昼間であるのに真っ暗だ。おまけに寒い。恐らくこの雨のために人里の畑は流され、病がはびこり、命を落とすものも少なくはないだろう。少し前からこの物哀しい天気が続いている。 そんな折、静かに戸を叩く音と共に現れた。 旅の帰りであろうか、笠と蓑をかぶって、降り続ける雨から身を守っている。がしかし雨は激しく、雨具などでは事足りず、その身体はすっかり濡れそぼっていた。 して、濡れた身体はすっかり冷え切っている。無論、その身体はいつでも冷たい。しかし今日ばかりは常に増してことさら冷たい。それも、この雨も、彼奴にとっては望むべくものかと思っていたが、どうやらそうではないようだ。というのは、こうして膝の上に……寝間着の薄い襦袢越しに、膝の上にじわりと滲み、感ずるものが語っている。これは雨だれではあるまい。夜よりも前に、その身体はすっかり拭ってやったのだから。「まったくめずらしい。表の戸を叩いて入ってきたのもめずらしい。多くを語らぬのもめずらしい。こうもしおらしいのもめずらしい」 瞳から滲むものばかりは熱いが、膝の上に乗った頬はひんやりと冷たい。相変わらず座敷の上は雨音ばかりが物悲しく聞こえている。手持ち無沙汰になって煙草でも、とふと手を伸ばすが、立ち上がることはできそうにもない。泳いだ手で、冷えた頬に触れる。 雨の夜、行灯も心做し弱々しく暗い。青く白い此奴の肌がぼんやり光って見えるほどだ。「こんなおれも、そそるだろう?」「その強がりがなければもっと、と言いたいところだが……」 頬をくすぐる。下のまぶたの柔らかな膨らみをそっと指先で押さえつければ、暖かく湿っている。嫌がって逃げるかと思ったが、されるがままだ。「もっと早う……早う、頼ってきても、よかったのだ」「げこ」 と、喉からこぼれた笑い声、嗚咽、吐息、いずれか。いずれにしても本性をぽろりとこぼした。「膝を借りに来ただけさ。それだけで十分、見くびらないでくれよ」「そういうことにしておこうか」「うん。……あんたの手は、熱いなあ。手だけじゃあねぇ、けど」「蛙の肌と比べればな」「もう少し手を貸してくれ」「む」 伸びてきたその手に手を取られ、その頬へと押し当てられる。 肌は氷のように冷たい。しかし動きを止め時の止まった氷というものとは全く違って、大ガマの柔らかな肌の下は命が脈々と流れている。その鼓動は溢れ出んばかりの力強さに満ちている。 吾輩の内なるものとは真逆だ。「あんたの手は熱い。痛いほどに熱い」「火傷でもしてしまいそうか?」 寝物語に、柄になく軽口を叩いた……しかしふと、それが冗談にもならぬことに気がついた……氷が溶けるように。有りえぬ疑いでもないと気がついて、頬に当てた手のひらを退けようと腕に力を入れた。「ああ」 静かに閉じた瞳は、膝の上で頷いた。だが吾輩の手を握って、頬に押し当てさせて、離さない。「それでもいい。この手がいいんだ。でなきゃ、いつもこうして逢いには来ない」 囁き、柔らかく、我が熱を抱いた手にとけるような、声。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONEすぐ誤魔化そうとする道流さんの道タケ漣流されてる最中 らーめん屋がすげェウゼェ。チビもそう思っている。顔見てりゃわかる。チビのその、ちっせー横顔……珍しくその小さい口を尖らせている。ガキみてーな、仕草だ。目配せするように、一瞬だけこっちを見た。 すぐにその目をぎゅっと閉じた。らーめん屋の手が伸びてきて、チビの頭を押さえつけたからだ。チビは抵抗しねえ。ビビってんのかァ? ……違うか。らーめん屋がぐっと力を込めてチビの頭をぐりぐり、撫でている。チビの頭の跳ねてる髪がぴょこぴょこ動かされているが、チビは黙っている。いややっぱ抵抗できてねェな、チビ。笑えるぜ。 笑いそうになったが笑ってる場合じゃねェ。まず大事なのは、らーめん屋がウゼェってことだ。なんでかっつーと……思い出してらーめん屋の方をまた睨んでやった。そしたらニヤついてるらーめん屋と目が合った! 857 masasi9991DONEお昼寝してた道タケ漣以心伝心 アイツが猫のようにぐっと背伸びをした。……円城寺さんの膝から起き上がりながら。その反動で、ソイツの反対側の膝で寝ていた俺の頭がゆっくり滑り落ちていきそうになった。 あぶねーな、と夢の中では苦情を口にした……気がする……が、多分ここは夢じゃねぇ。頭が、半分寝てる。そんな俺の額に円城寺さんがそっと手を当てて、落ちないように支えてくれた。手の腹で撫でるぐらいの力加減。その手の影から、背伸びしたソイツが円城寺さんの顔に鼻先をぐっと近付けてるのを、見てる。 「ん? 漣、どうした?」 ソイツは円城寺さんの問いかけには答えないし、何故か目を閉じている。俺と同じでまだ半分寝てるのか、それとも……そういう期待の顔、なのか。ぶつかりそうな鼻先に円城寺さんが困っている。 1518 masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 recommended works 明日は晴れPROGRESS #アナログ#妖怪ウォッチ#オロチマル#九尾以前途中まで描いてほぼ放置状態でしたが、やっぱり頑張って描いてみよかなと^^;取り敢えず途中経過…頑張れ自分(><) らくがきおきばDOODLEウサイナっぽいもの※擬人化USAピョン注意 虎痔郎MAIKING2019年初描き!お年賀だからここからがんばるぞい! mdtnPAST2015 劇場版でトリコになった…。熱血キャラかわいい meiraru58941PAST 弧海夜 紅萌DOODLE何となくこの2人を描きたかった。それだけ。 2 menkolaboDOODLE妖怪ウォッチの天野ナツメ 加藤 怪鬼MOURNING昔のペン等を描き分ける作業でかいたカイラ様withフウライ(うろ覚えなので間違えてる) 3 加藤 怪鬼DONE失敗作少女×幼少カイラ 2