masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 422
masasi9991☆quiet followDONEちょっと弱った大ガマさんの土ガマ ##妖怪ウォッチ 痛くてもかまわない めずらしく、戸を叩いて入ってきた。 外は今に洪水となろうという大雨であり、一向に止む気配もない。昼間であるのに真っ暗だ。おまけに寒い。恐らくこの雨のために人里の畑は流され、病がはびこり、命を落とすものも少なくはないだろう。少し前からこの物哀しい天気が続いている。 そんな折、静かに戸を叩く音と共に現れた。 旅の帰りであろうか、笠と蓑をかぶって、降り続ける雨から身を守っている。がしかし雨は激しく、雨具などでは事足りず、その身体はすっかり濡れそぼっていた。 して、濡れた身体はすっかり冷え切っている。無論、その身体はいつでも冷たい。しかし今日ばかりは常に増してことさら冷たい。それも、この雨も、彼奴にとっては望むべくものかと思っていたが、どうやらそうではないようだ。というのは、こうして膝の上に……寝間着の薄い襦袢越しに、膝の上にじわりと滲み、感ずるものが語っている。これは雨だれではあるまい。夜よりも前に、その身体はすっかり拭ってやったのだから。「まったくめずらしい。表の戸を叩いて入ってきたのもめずらしい。多くを語らぬのもめずらしい。こうもしおらしいのもめずらしい」 瞳から滲むものばかりは熱いが、膝の上に乗った頬はひんやりと冷たい。相変わらず座敷の上は雨音ばかりが物悲しく聞こえている。手持ち無沙汰になって煙草でも、とふと手を伸ばすが、立ち上がることはできそうにもない。泳いだ手で、冷えた頬に触れる。 雨の夜、行灯も心做し弱々しく暗い。青く白い此奴の肌がぼんやり光って見えるほどだ。「こんなおれも、そそるだろう?」「その強がりがなければもっと、と言いたいところだが……」 頬をくすぐる。下のまぶたの柔らかな膨らみをそっと指先で押さえつければ、暖かく湿っている。嫌がって逃げるかと思ったが、されるがままだ。「もっと早う……早う、頼ってきても、よかったのだ」「げこ」 と、喉からこぼれた笑い声、嗚咽、吐息、いずれか。いずれにしても本性をぽろりとこぼした。「膝を借りに来ただけさ。それだけで十分、見くびらないでくれよ」「そういうことにしておこうか」「うん。……あんたの手は、熱いなあ。手だけじゃあねぇ、けど」「蛙の肌と比べればな」「もう少し手を貸してくれ」「む」 伸びてきたその手に手を取られ、その頬へと押し当てられる。 肌は氷のように冷たい。しかし動きを止め時の止まった氷というものとは全く違って、大ガマの柔らかな肌の下は命が脈々と流れている。その鼓動は溢れ出んばかりの力強さに満ちている。 吾輩の内なるものとは真逆だ。「あんたの手は熱い。痛いほどに熱い」「火傷でもしてしまいそうか?」 寝物語に、柄になく軽口を叩いた……しかしふと、それが冗談にもならぬことに気がついた……氷が溶けるように。有りえぬ疑いでもないと気がついて、頬に当てた手のひらを退けようと腕に力を入れた。「ああ」 静かに閉じた瞳は、膝の上で頷いた。だが吾輩の手を握って、頬に押し当てさせて、離さない。「それでもいい。この手がいいんだ。でなきゃ、いつもこうして逢いには来ない」 囁き、柔らかく、我が熱を抱いた手にとけるような、声。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143 masasi9991DONEキスの日の夜のデググラキスの日「なあ、今日が何の日か知ってたか?」 ベッドマットがズシンと沈む。キミの身体が俺の隣に横たわる。それからキミは大きな身体をもぞもぞ動かして、こちらを向いて転がった。ダブルベッドもキミにとっては窮屈だ。よく磨かれた黒曜石のような目がきょとんとしておれの顔を見た。 「まさか、おれのお誕生日か?」 「ははっ、もしそうだったとしたら、おれが盛大なパーティを開いていないのはおかしいだろ?」 「ウム? それもそうか。ということは今日は……?」 「今日は、『キスの日』だったらしいぜ。先に行っておくが魚じゃないぞ」 「キス!」 キミは一度目を白黒させた後、ガバっとベッドに起き上がった。もう照明も消してしまった暗い部屋で、キミに覆いかぶさられると……何も見えない。キミのキラキラ光る黒い瞳の他は。 953 masasi9991DONEお休みの日の午後の道タケ漣待ってる「オマエ、邪魔だ。……せめて端に寄れ」 「はは。お腹いっぱいで寝ちゃったか? あとは片付けるだけだからタケルもゆっくりしてていいぞ」 「いや、メシ作ってもらっといてそうはいかねぇ。俺は手伝う」 「そうか。ありがとうな、タケル」 台所でらーめん屋が笑ってる。チビはまだごちゃごちゃうるせー。チビの短い足がオレ様の腹を跨いで歩いてった。どこ通ってやがる。ムカついたけど、それより眠ぃ。あくびが出る。 「ふぁ……」 「おい、起きてるんだろ」 「起きてちゃ悪いかよ」 チビがらーめん屋にフキン持たされて戻ってきた。メシ食ってた机を拭いて、部屋の隅へ片付ける。ちまちま動いてるチビを見てるとさらに眠くなってくるが……。 「……寝てんの、もったいねーよな。せっかくオマエも円城寺さんも、オフなんだし……」 746 masasi9991DONE拗ねてる虎牙とごまかす道流さんの道タケ漣円城寺さんはズルい「聞いてンのからーめん屋!」 「うおっ」 漣の顔がぐっと近づいてきた。ちょっと油断していたな……。かなり怒っているようだったから、こんなことしてくれるなんて思っていなかった。 背伸びして眼の前に近付けられた唇がツンと尖っていてかわいい。しばらく見とれていると、さらにぐぐっと背伸びをして、鼻先がぶつかるぐらいの距離で睨まれた。 その目も、きれいだ。 「漣」 「!」 怒ってる。でも漣も、油断してるな。 頬に手を当てる。びっくりして三角になっていた目が丸くなる。そのまま顎を引き寄せて、触れる直前に、 「キスしてもいいか?」 「……ハァ? ンなの……」 無防備にあんぐり開いた唇がかわいい。そのままむしゃぶりつきたい。……最初からそのつもりだ。 1317 recommended works NGRGW0GIVE UP没 色々間違えてますすみません#妖怪ウォッチ MILKTEADOODLE過去集め 13 mdtnPAST2016.01 エンマぷにぃぃぃぃぃぃ(当時未実装) 102TRAINING浮游にゃん#妖怪ウォッチ#フユニャン meiraru58941DOODLE 2 ゆのやかゆのやDONEそういうこっちゃ 加藤 怪鬼DOODLE向先違えど志は同じ たがの落書き倉庫PROGRESSグラデーション綺麗だなあ とみいちDONEすやすやモモ