Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    chwn_77

    @chwn_77

    らくがきとかをぽいぽい投げる用。らくがきしかないです。その時熱いものを熱いうちに打て!左右上下固定。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🍬 🐺 💜 💚
    POIPOI 5

    chwn_77

    ☆quiet follow

    乱福■4月始まってから文迷、怒涛に色々あってめちゃくちゃになってるんですがありがとうございます復刻 ありがとうございます新規 大切に育てます

    Tap to full screen (size:1586x1891).Repost is prohibited
    👏🙏🙏🙏🙏🙏🙏💖💖💖💖💖❤💖💖💖💖🙏🙏🙏💖💖🙏💖💖💖☺☺☺☺☺❤❤❤❤❤😭
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    fuki_yagen

    PROGRESS7/30の新刊の冒頭です。前に準備号として出した部分だけなのでイベント前にはまた別にサンプルが出せたらいいなと思うけどわかんない…時間があるかによる…。
    取り敢えず応援してくれるとうれしいです。
    つるみか準備号だった部分 とんとんと床暖房の張り巡らされた温かな階段を素足で踏んで降りてくると、のんびりとした鼻歌が聞こえた。いい匂いが漂う、というほどではないが、玉ねぎやスパイスの香りがする。
     鶴丸は階段を降りきり、リビングと一続きになった対面式キッチンをひょいを覗いた。ボウルの中に手を入れて、恋刀が何かを捏ねている。
    「何作ってるんだい? 肉種?」
    「ハンバーグだぞ。大侵寇のあとしばらく出陣も止められて暇だっただろう。あのとき燭台切にな、教えてもらった」
    「きみ、和食ならいくつかレパートリーがあるだろう。わざわざ洋食を? そんなに好んでいたか?」
    「美味いものならなんでも好きだ。それにな、」
     三日月は調理用の使い捨て手袋をぴちりと嵌めた手をテレビドラマで見た執刀医のように示してなんだか得意げな顔をした。さらさらと落ちてくる長い横髪は、乱にもらったという可愛らしい髪留めで止めてある。淡い水色のリボンの形をした、きっと乱とお揃いなのだろうな、と察せられる代物だ。
    9141