#2記憶(4〜6)ガシャン
「あぁーやべっまちがえたっ!」
「おい、秋山もう諦めろって」
「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした
「う...」
「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
「それは、その...」
「ん?」
「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
「?ドラマ?」
▫︎▫︎▫︎▫︎
「社長!見て下さいこれー!」
「なに?どしたの?」
そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
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