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    #腐が如く
    #桐生一馬
    kazumaKiryu
    #秋山駿
    hayaoAkiyama
    #秋桐
    qiuTong

    #2記憶(4〜6)ガシャン
    「あぁーやべっまちがえたっ!」
    「おい、秋山もう諦めろって」
    「何ですかそれ!俺だってちゃんと出来るんですよ」
    「そう言ってもう2時間たってるぞ、出来たのはこれだけだろ」
    桐生はまな板の上の千切りとは言えない程太いキャベツを指さした

    「う...」
    「そもそもお前が料理するなんてどーゆー風の吹き回しなんだ」
    「それは、その...」
    「ん?」
    「ハナちゃんが今ハマってるドラマを、見させられて...」
    「?ドラマ?」

    ▫︎▫︎▫︎▫︎
    「社長!見て下さいこれー!」
    「なに?どしたの?」
    そう言って見せてきたスマホの画面には華奢な男子が2人寄り添っていた
    「今ハマってる推しカプなんです!あーほんと、尊い!」
    「とお、、?よく分かんないけどアレ?女の子の好きなBLってやつ?」
    「もー社長!ジェンダーレスの時代にそんなの古いですよ!彼らは単純に恋人同士なだけです!」
    「えーそんなの営業でしょ」
    ギロリと睨まれた花の鋭い視線に思わず手を挙げた
    「とにかく!2人でいると幸せそうでーこの前なんてケーキ作るって台所に立ったらうまく行かなくてクリームほっぺにつけてイチャイチャしだしてー!かわいいーーー」
    「ドラマだよね?」
    「ほんっと!見てるこっちも幸せになるんですよー」
    「あ、そう、なんだ(ドラマの話だよねこれ)」

    (でもまぁ、、、料理かぁ手料理でも振る舞って桐生さんをビックリさせようかなw)

    ▫︎▫︎▫︎▫︎
    「なるほど?それでお前は料理をしよーと思ったわけか」
    「ちゃんと練習もしたんですよ、美味しく作って褒めてほしかったし...」
    「フッ」
    「あ、なんで笑うんですか!」
    「いや、可愛いと思ってよ」
    「かわ!?」
    「俺に褒められたくて料理の練習してたなんて可愛いと思って当たり前だろ」
    桐生はギュッと後ろから秋山を抱きしめた
    「あ、ちょ、桐生さん」
    「それに?イチャイチャもしたいんだろ?そのドラマみてーに」
    「え?そ、それは違いますよ!俺はアンタを驚かしたかっただけでっイチャイチャしたいなんてそんな事思って無いです!」
    「ふーん?ま、そういうことにしといてやるよ」
    「もう..」
    「で?どーする?」
    「はい?」
    「まだ、料理すんのか?それともイチャイチャするか?選べ」
    「え」
    「選べねぇなら俺は帰るぞ」
    「え!!ちょっと待って」
    「さぁ早くしろ」
    「桐生さんの意地悪.....ィする」
    「ん?聞こえねぇな」
    「い、い、イチャイチャ、、する...」
    「フッ、素直になれ」
    チュ
    桐生は秋山の額にキスを落とす
    秋山も桐生の腰に抱きつき目を閉じた

    桐生への強い憧れが自分でも知らないうちに恋慕へ変わり、何年も拗らせた挙句酔った勢いで告白してしまい砕け散ったと思ったらまさか桐生に受け止めて貰えた
    2人の関係が変わってからというもの桐生は何かにつけて秋山を甘やかしていた

    桐生一馬という男はいつも何かトラブルに巻き込まれる。桐生だけじゃない自分もそんな桐生を助けたくてすぐ首を突っ込みがちなせいで、平穏な時は長く続かない
    それでも2人だけで居る時は心が穏やかでいられた。

    チュ、チュ、チュク
    「ンッ、ふ桐生さ..」
    「フフ、スイッチ入ったようだな」
    そう言って舌舐めずりをする桐生の色っぽさに充てられてどんどん身体が熱くなっていく
    「ん..んぅ..はぁ..」
    桐生のシャツの中に手を入れ逞しい胸筋を握る
    「んっ!」
    手のひらから溢れそうなほど重量感のある筋肉がピクリと痙攣し、どちらのものか分からない汗でしっとりと馴染んでいく
    親指で乳首を弾くと桐生がキスを解いた
    「はっ、お前..ほんと」
    「だって桐生さんの胸おっきくて揉みがいがあるから」
    「なんだそれ」
    「それに、凄いドキドキしてる。桐生さんも気持ちいいんでしょ?ココ」
    ぐにっと先端をつまむ
    「あっ」
    バランスを崩した桐生に体重をかけ押し倒す
    ドサ
    同時に桐生の後頭部には秋山の手があった
    「...お前ほんと、こーゆーの慣れてるな」
    「え?それ嫉妬ですか?」
    「はぁ?」
    「ま、いいじゃないですか。集中して下さいよ貴方が誘ったんだから」
    「お前が可愛い事するからだろ」
    「えー?俺を可愛いって思うって事は」
    「?」
    秋山は顔を近づけて桐生の瞳を見つめる
    「俺を好きって事ですよね」
    「...」
    「あーまただんまり?たまには言ってくれてもよくないですか」
    「ふん」
    「もう、まったく」
    桐生の瞳の中にいるのは自分だけ。秋山はそれだけでも満足だった
    「好きです桐生さん」
    答える代わりとばかりに桐生は秋山の襟を掴んで引き寄せキスをした
    チュ、チュ、チュプ、チュク
    「んっ、、んぅっ」
    チュ
    「はぁ、、桐生さんっ」
    チュウッ
    秋山は桐生の首筋に吸い付いた
    「あ、おい秋山、跡つけるなよ」
    「いいじゃないですか、虫除けですよ」
    「何言ってんだ」
    「もういいから、集中して」
    首筋から鎖骨へキスを滑らせ、シャツの上から胸の突起を口に含む
    「アッ」
    桐生から漏れた甘い声に下半身が反応してガチガチに硬くなっていくのを感じる
    チュプチュプ、ペロ
    「乳首が透けてて何か...」
    「お前がっやってんだろうが」
    「はは、そっか」
    シャツのボタンを全て外し露わになった乳首は涎でテラテラと濡れて光っている
    「えっろ....」
    「おい」
    「あ、すいません心の声が」
    「ったく...」
    そう言った瞬間、世界が反転した
    「えっ?」
    あっという間にひっくり返され桐生が上にいる
    「形勢逆転、てやつだな」
    ニヤリと笑った不敵な笑みにこの先のことが容易に想像出来た
    「あの、桐生さん?まさかとは思うけどそのー」
    「あぁ、勘のいいお前なら分かるよな?」
    「ちょっちょっと待って!俺が?なんで??」
    「何でってなぁ、俺だって男だぞ。挿れたい時だってある」
    「そ、そうですけど、それは分かるんですけどっでもでも」
    「うるせぇなぁ、だったらやめるか?」
    「えっ?!」
    「挿れさせねぇってんなら、今日はもう終いだ。飯の続きでも作るんだな」
    そう言って立ちあがろうとする桐生の手を咄嗟に掴む
    「ま、待って!」
    「ん?どうした?」
    「い、いいですよ、、俺がその、、下でも、、桐生さんがそうしたいなら..」
    「フッ、そうか。男に二言は無いぞ秋山」
    「も、もちろん!」
    こんな分かりきった駆け引きに乗るほど桐生の事が好きなんだ、それに2人でいられる時間は限られているから
    「桐生さん、、キスして下さい」
    「最初から素直になれよ」
    「うん..」
    チュ
    「もっと」
    チュ、チュク、チュプ
    「んっもっと」
    「煽るのがうめぇな。こっち側も慣れてんのか?」
    「さあ?どうでしょうね」
    桐生の首に腕をまわし首を傾げる
    「の野郎。。いい根性してるじゃねぇか、いいぜその挑発乗ってやるよ」
    「うわっ」
    桐生は秋山を抱き上げベッドへ向かう
    ボフッと落とすともうちょっと優しくと秋山が不満をもらす
    はだけてたシャツを脱ぎ捨て秋山の横に両手をついた
    「う、うわっ!ビックリしたこれって床ドン?桐生さんこーゆー風にしてきたんですか」
    「うるせぇな、いいから集中しろ」
    チュ
    桐生は秋山の前髪を撫で付けると額にキスをする

    今まで秋山が抱く側だったので桐生に攻められるのは初めてだった
    抱かれるのは正直怖いが、桐生はこういう風に攻めるのかとドキドキしていた
    (俺こんなオラオラじゃないから、すっげーヤバい!ー桐生さんが抱いてきた女の子ってこーゆー景色なのかも..って、あ。)
    余計なことを考えたせいでズキリと胸が痛んだ
    (バカか俺は)
    もう一度自分にスイッチをつけ目の前の恋人に熱のこもった視線を投げる
    口に出さずとも与えられた口付けに夢中になって舌を絡めた
    クチュクチュ
    「ンッ、ふっ、んぅ」
    桐生の大きな手が秋山のモノを掴んだ
    「アッ!」
    「何だもうイくなんて言うなよ?」
    「そんなっ、アッ、んんっ」
    早急に握られ扱かれて、そんな訳ないと強気を張っていられるのも時間の問題だと思った
    「ま、待って俺もっ」
    「いいんだ、今日は俺にリードさせろ」
    「でもっ..」
    桐生の股間に視線をやる
    (凄いあんなに...しゃぶりたい...)
    その気持ちは簡単に桐生にバレた
    「ん?あぁ、欲しいのか?いいぜ」
    そう言うと桐生はカチャカチャとベルトを外し、下着姿になった
    「はぁ、はぁ」
    ゆっくり下着を下ろすと剥き出しになったそこは雄の匂いを放ち秋山の脳をゆさぶった
    口をゆっくり開けて咥えようとすると桐生は秋山の頭を押さえた
    「え?何で?」
    「どうしたいんだ?」
    「え、、」
    「何したいのか言ってみろ」
    「ちょ...何ですかそれ」
    いつも甘々な桐生にこんなSっ気があったとは秋山は目を丸くした
    だが目の前でそそり立つモノを早く咥えたい
    その欲からゴクリと喉を鳴らす
    だが、こちらが言うまで与えてくれないのは明白だった
    「き、桐生さんの...をしたい」
    「俺の何だって?」
    「あーもうっ、桐生さんのチンコしゃぶらせて!」
    「ハハハ、もっと色気のある言い方しろよ」
    余裕を見せる桐生に腹が立ち、一気に咥え込んだ
    いつもならゆっくり焦らしながら桐生の喘ぎ声を堪能するところだが、主導権を握られどうもおもしろくない
    「ちょっオイ、ま、まてっ」
    根元まで咥え込んで一気に吸い上げる
    「んっむ」
    「あぁっ、ま、待てっあっ、うぁっ、あきやっま」
    ジュポジュポと最初からフルスロットルでしゃぶれば桐生がぐらりとバランスを崩したすかさずトンと押してベッドへ倒れ込んだ

    それでも咥えるスピードを緩めない秋山の髪をかきあげると目線だけコチラへ向け、また深く咥え込む
    ジュポジュポジュルジュル
    「うぁっ!くっ」
    チュポン
    ようやく熱い咥内から解放された頃にはもう限界も近かった
    「はぁ、はぁ、」
    「桐生さん、アンタやっぱり攻められる方が向いてるよ」
    「なに」
    「だって俺さっきから後ろに指入れてたんですよわかってました?中で動かすたびに大っきくして」
    「そ、、(全然気づかなかった)」
    「気持ちいいんでしょ?ここ」
    くちゅっと中で秋山の長い指が動く
    「うあっ」
    いい所を知り尽くしたその指に刺激され桐生は喘ぎ声をあげ仰け反る
    「ああっ!んぁっ」
    「はぁ、桐生さんホントかわいい」
    「はぁ、んっ、ぁ」
    グチュグチュと抜き差しされて
    「ねぇ、本当に攻めたい?本当に桐生さんが挿れたいなら俺いいけど、でもココ凄いヒクヒクしてる。どうです?」
    なんて卑怯な男だと桐生は思ったが正直はやくそこを埋めて欲しい
    だけどそんな事を口にするのはいくらなんでも出来ない。何も言わずに秋山の手を強く掴むと秋山はその手を見て全てを察したと言わんばかりに、ふにゃりと笑った
    「分かりましたよ桐生さん♡」
    「....(こんなはずじゃ)」
    今日は秋山を攻めて喘がせて大人の男と思わせたかったのに
    結局自分から求めてしまう
    もしかしてこうなる様に最初から秋山の手のひらだったんでは無いだろうか
    「じゃあ、挿れるよ」
    「!」
    余計なことを考えていたらズプリと硬い異物が入ってきた
    桐生の中はまるで秋山の形を覚えているかの様にフィットしている
    「ハァッ、ンッ..」
    「はぁーきもち...桐生さんの中、あったかい」
    「るせっ..よ、けいな事いうな」
    「桐生さんも気持ちいい?ねぇ」
    「ーーっ!!」
    グリっと良いところを突かれ声にならない息が漏れ目の前に星が飛んだ
    「あきっや、、」
    「ん?あぁ」
    チュ、チュ、チュウ
    「ンッフ、ンッ、」
    「ん、はぁ桐生さん」
    「あぁっ」
    秋山はキスをしながら律動を早めていく
    桐生の脚を担ぎ上げ、さらに深くへと進む
    ヂュブ....
    「あぁっ!!うぁっ!」
    グチュグチュ!グチュリ、パン!パン!
    「アッ、うぅっ、、アァッ」
    「はぁ、はぁ」
    「ンッ、あっ、あきやまっ、、だっダメだっ、ンンッ」
    「はぁっ、んっ桐生さん..」
    チュ
    「ンッ、はぁっ、も、うっ...」
    「うん、、俺も」
    最後にグッと中に押し込み
    「あぁっ!!」
    「っ!」
    2人同時に果てた
    秋山は桐生の逞しい身体に倒れ込みドクドクと早鐘を打つ鼓動に耳をすましていると桐生が優しく髪を撫でる
    見上げると色っぽさと優しさが混じった瞳とぶつかった
    「...桐生さん、、好き」
    無意識に口から溢れた言葉に秋山自信も驚いた
    何やら照れくさくて桐生からの返事をまたずにキスをした
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