☆スパダリなミカ君のお話
< 帝鬼軍 優とミカの相部屋 夕方 >
「ただいまー」
「おかえり~ ミカ」
「あれ、優ちゃん…先に帰ってたんだ」
「…って、何読んでるの?」
「ペンで…丸つけてるとこ見ると…選択肢のある宿題?
それとも…アンケート?」
「うん、後でお前にも見せてやる」
「だから…先に着替えてこいよ」
「ふぅん…わかった」
言うと、ミカは右奥の部屋へと向かう
隣は優の部屋
玄関からリビングを通り、
突き当たりの右が
ミカの部屋
先ほどの優とミカの会話は
リビングのソファに座って
数枚の紙を手に
ペンで丸をつけていた優とのものだった
ここは
日本帝鬼軍の管理する
優とミカの相部屋
相部屋といっても…
マンション内の2LDKの間取りなので
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