人外曹関のはなし【⚠️120%ワイ得】死後仙境で軍神・関帝をしてる髭殿と、妖になった曹操殿。
髭殿はそのまま、ただ「神様に私情があると色々まずい」というので、認知バイアスを避ける為、生前の記憶が曖昧になって、仙境の奥で一人、人々の祈りを聴きながら暮らしてる。
そんな髭殿の元にある日突然、現れた妖が親しげにあれこれ話しかけくる。
彼には腕がなく、代わりに腕のある場所には赤い赤い、燃えるような色の一対翼がある。その翼で身軽に関羽の周りを羽ばたいては、ぴいちくぴいちくとあれこれ飽きることなく囀っている。目元は大きな目隠しで覆われていて、顔の全容は分からないけど、どこか懐かしい気がした。
なんやかんやで(雑)最初は鬱陶しがっていた髭殿だけどやがて慣れて、孤独な仙境での良い話し相手になっていく二人。
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