かみかくし 伏見ノ神社。そこは珍しく丑の姿をした神様が祀られており、一説にはあの十二支の丑であるといわれていることもある。そして伏見ノ神は豊作の神と言い伝えられており、毎年五月頃にその年の豊作を願い、神社ではお祭りが行われていた。
今年もいつものように神社ではお祭りが開かれている。843段も続く石段の先には、大きな赤い鳥居が構えており、そのすぐ先に向かい合わせとなる牛の像か構えている。更にその先に進み本殿へ行けば、赤い壁と黒い瓦の屋根の目立つ建物が見える。人々はそこにある賽銭箱へ小銭を投げ入れ、それぞれの願いを伝える。なんでも、この神社の神様は奉公精神があるのか、願いを叶えてくれる事でも有名なのだ。そのためか、パワースポットとしても人気でとても賑わっているのである。
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