umino_fukamiMOURNINGいるみんバーコレ衣装が海賊モチーフと聞いて町娘夢主と出会うお話。もう少し書いてりゅさんたちと合流の所まで書きたかった。カラン、とドアベルが鳴った。時刻はまだお店を開くには早い15時。開店準備の掃除で扉を開けていたから間違えて入ってきてしまったのだろうか。港町ということもあって船で来るお客さんも入りやすいようにカフェのような店の外観のバーだからそれも要因かもしれない。 仕込みの手を止めて、入ってきてしまった客を出迎える。申し訳ないが出直してもらうか、他のお店に行ってもらおう。視界に飛び込んできたのは紫の髪を後ろで結んだオールバックの美人さんだ。線は細いが手首はしっかりしているし恐らく男性だろう。ここら辺では見かけない美男子にうっかり見惚れてしまった。ハッと気付いて頭を下げる。 「あのぅ、すみません。ここ、カフェじゃなくてバーなのでお店は17時からなんです……」 「あぁ、そうなんだ。残念」 顎に手を当てて橫を向いて考えているその姿ですら絵になっていて、挙動をつい視界で追ってしまいそうになる。いけない、いけない。目の保養をしてる場合じゃない。相手を伺うと考えが纏まったらしく、蕩けるような微笑を浮かべてこちらを向いた。 「それじゃあ、また出直すよ」 「えっ、あ、ありがとうございます」 「ここの料 3586 umino_fukamiMOURNING続き書ける気がしないので供養。がっつり夢主の名前入り。お付き合いしてる時空の夜鳴の相談役と護のえっち。 2225 1