そんなこんなで、銀星は今2人の美丈夫に身体を好き勝手されている。敬愛なる獅子王と目をかけていた無機質な後輩が己を好きに貪るのを、薄い幕越しに見ている気分だった。
教えて!銀星先生!
事の発端は余りに単純。ギィが男同士のシモの話を吹き込まれ、それに便乗したケイが何故か銀星で実演している、それだけ。銀星は、流石スターレスの不憫と名高いだけあってか巻き込まれたなと察するのは早かったが如何せん内容が内容だった。いつものケイへの忠犬っぷりはどこへやら、持ちうる全ての力で抵抗した。んで、ギィに拘束されてホテルに連行。自分だけ服を脱がされて今に至る。
「ねぇ!ちょ、やめろって!」
「動くな銀星。やりずらいであろう」
「・・・ケイ、銀星は、嫌がってる?」
2279