イドメネオの贖罪(シナリオ)■乗船
あなた達はとあるチケットを持って港へ向かっていた。夏の強い西日が照りつけ、濃いコントラストのついた街の向こうから潮風が吹いてくる。通りを抜けると目前に海が広がった。目的地が近いことがわかるだろう。
『イドメネオの贖罪』今回催される船上美術展のタイトルだ。あなた達はその展覧会に一般抽選枠で参加することになる。
白と金で仕立てられた豪華な船が視界に現れる。船体には「Miss Mary」と記載されている。乗船口では他の乗客と思われる人々が、列になって手荷物検査を受けていた。
あなた達も同じようにそこへ並ぶ。

《目星》
白いスーツの男が歩いているのを見かける。しかし、今彼が現れたのは船の影……海辺からではなかっただろうか？

ららの30質1. お名前は？
「剛里楽々です！ららです！」

2. 性別、年齢は？
「女の子で、24です！」

3. 職業は？
「お嬢様、あっ！金糸雀お嬢……あっ！花山院家のお嬢様に！お仕えしてます！うふふ！」

4. 身長、体重は？
「200cm、96kgです！立派です！」

5. 血液型は？
「O型です〜ぽいねって言われます」

6. 出身は？
「福岡です〜なんしようと？ってやつです！」

7. 利き手は？
「右です！パンチも右が強いです！」

8. 兄弟構成は？
「お姉ちゃんがいます、私と違って小さいです、かわいいです♡」

9. 好きな食べ物は？
「鶏肉です！タンパク質です！」

10. 嫌いな食べ物は？
「きのこの食感がだめで〜っ……や～～ん怒らないでください！」

日常すごろく 美姫美姫

・朝は何で起きる？
スマホのアラームで起きる
入りが優しい徐々に音が大きくなるアラーム

・寝起きは良いほう？
とても良い
スッと起きてスッと活動を始める

・いびき、寝言、歯ぎしりは？
しない お淑やかに寝る

・夢は見るほう？
そんなには見ない
寝付きが良いし睡眠が深い

・寝相は悪い？
良い 寝返りは普通にうつ

・睡眠時間の理想と現実
短く健康に美容に済むならそれがいい
実際は0:00〜1時頃に寝て6時頃起きる
休みの日も8時までには起きる

・コーヒー好き？いつ飲む？ミルクと砂糖は？
普通 カフェとかに行ったら頼む
ミルクも砂糖も気分や付け合せ次第

・パンは何枚切り？なにつける？
ダイエットのためあまり食べない
食べる時はバター

・歯磨きはどのタイミングで？

30の質問1. お名前は？
「白鳥美姫です」
「麗麗一郎だ！」
「武相颯真ス」

2. 性別、年齢は？
「女の子で、2……6……ですね……」
「僕は男で今は36だ！」
「28」

3. 職業は？
「関東ローカル局でアナウンサーをしてます」
「美術商をしながら画廊を運営しているぞ！」
「その画廊で警備員ス」

4. 身長、体重は？
「147cmで、シンデレラ体重をキープしてます。結構大変なんだから」
「170cmなのだが……お恥ずかしいことに平均よりは少し重いのだ、昔からずっと肉感があってね……」
「166で まあ 鍛えてるんでそれなりスね」

5. 血液型は？
「A型です」
「O型だな」
「B型」

6. 出身は？
「神奈川です、今は東京で一人暮らししてます」

鵜野白 馴れ初め初夏の夕暮れ。梅雨を少しずつ感じさせる湿った空気が頬をなでる。
大学生だった鵜野澪は、仕事ではなかったが小説を書いていた。今日はそのためにとある近所の噂を確かめに歩いている。
噂――住んでいる小学生の間で流行っていると小耳にした、｢フランス人形の女の子｣の噂だ。
夕方になると、公園や図書館にフランス人形のような華美な服を着た女の子が現れ、彼女を一目見ると幸運が訪れるのだと言う。
題材になるかもわからない小さな噂だが、まあそれでもいいだろう。公園はもうすぐそこだ。
本当に女の子はいるのだろうか。

鵜野澪 : 「・・・ここ、か？あんな噂本当に・・・」

白鳥美姫 : ｢・・・｣

鵜野澪 : 「・・・君は」

白鳥美姫 : ｢・・・だ、だれですか｣