シグの虫好きについてシグが虫を好きな心と、自分がキノコを好きな心はなんとなく似ている気がしました。
人間でありながら人間ではないような、どこか達観している仙人のようなマインドがあると思います。
例えるなら青、海や空のような、どこまでも広がるものに近しいと思います。(だから好きなのかもね)
人間はある意味囚われている。感情というものに支配され、目の前のことに一喜一憂する。しかしそれが何よりも人間らしいのである。ぼんやりと、そういう人間を眺めて「いいな」と思う。
虫は動物と違って感情を示さない。(本来カエルやタマネギもその分類だったかもしれないが、ケロケロしたりオニオーン!したりするのでポップに例外)
虫のキャラクターがいないので、感情を持つ枠にならない。何を思い生きているのか分からない、だから興味を持つ。感情を分かりやすく出さないから、気になる。頭に乗せたら友達になった気がする。ある意味、絶対に嫌がらない心の友達。
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