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zhonglisimp_dmdd
DOODLE💧🔶| タル鍾 | Tartali | nsfwjust Zhongli sensei blowjob tarta-san : P
18↑ yes/no ? 2
drsakosako
TRAINING嘘か本当か試してみるかタル鍾
血潮に滾る性質でもないし、戦闘に高揚を見出す性質でもない。必要に駆られれば武器を取り、必要に駆られなければ手に取らない。それだけの事。かといって、タルタリヤの立場上、望む望まざるに関わらず、武器を取る事が強制される場面も多かった。組織に属する以上仕方なしときっぱり割り切れる時もあれば、僅かな煩悶を覚える事もある。
時に、必要の有無はともかく、一分たりともちくりとしたものを抱えない事だってある。たとえば、璃月から離れた場所で賊に刃物を向けられた時だ。少し痛めつけて、捕吏に突き付けて、はいおしまい。そうされるだけの肝の小ささが賊にあるとは限らない。相手が横柄の粋を極めた者であるのなら、手にかけてしまう事だってある。死なせないように、という心遣いなど持ってやる義理などないからだ。
1567時に、必要の有無はともかく、一分たりともちくりとしたものを抱えない事だってある。たとえば、璃月から離れた場所で賊に刃物を向けられた時だ。少し痛めつけて、捕吏に突き付けて、はいおしまい。そうされるだけの肝の小ささが賊にあるとは限らない。相手が横柄の粋を極めた者であるのなら、手にかけてしまう事だってある。死なせないように、という心遣いなど持ってやる義理などないからだ。
drsakosako
TRAINING連れて行ってはくれないくせにタル鍾
「先生が知らなくて、俺が知ってる事ってある?」
「俺に訊ねる質問として、前提が破綻していないか」
「そう? 例えば、俺が持ってる巾着の裏地の布が何処産かとか」
「公子殿の個人情報、という事か?」
「そんな大仰なものじゃないよ。今みたいな、些末な事柄だ」
「そうか。……では、そうだな……スネージナヤの……蒲公英酒に似た、……」
「酒?」
「通りがかった酒場で見かけた。酒かどうかは分からない」
「オレンジの香りがした?」
「ああ、レモンのような匂いも、少し」
「分かった。酒が苦手な人でも飲みやすい、オレンジ、レモン、リンゴの果汁を混ぜたジュースに近いものがあるんだ」
「甘そうだな」
「甘いよ。会食とかそういう場ではまず出てこないものだから、確かに先生は飲んだことなさそう」
555「俺に訊ねる質問として、前提が破綻していないか」
「そう? 例えば、俺が持ってる巾着の裏地の布が何処産かとか」
「公子殿の個人情報、という事か?」
「そんな大仰なものじゃないよ。今みたいな、些末な事柄だ」
「そうか。……では、そうだな……スネージナヤの……蒲公英酒に似た、……」
「酒?」
「通りがかった酒場で見かけた。酒かどうかは分からない」
「オレンジの香りがした?」
「ああ、レモンのような匂いも、少し」
「分かった。酒が苦手な人でも飲みやすい、オレンジ、レモン、リンゴの果汁を混ぜたジュースに近いものがあるんだ」
「甘そうだな」
「甘いよ。会食とかそういう場ではまず出てこないものだから、確かに先生は飲んだことなさそう」
drsakosako
TRAINING僕のために怒ってよタル鍾
素肌に触れるシーツは冷たく、窓からそよぐ爽やかな朝の風は髪を優しくさらう。天気は快晴、空の下の璃月の街並みは今日も美しい。この上ない目覚めの朝であるはずなのに、タルタリヤの眉根には皺が寄っていた。
「あのさ、先生」
タルタリヤの目の前には、つい数分前まで自分と同じように無防備に肌を晒し、瞼を重たげにして布の海に溺れていたはずの男。鍾離は常通りのぴしりとした隙のない衣服に身を包んでいた。些かの不満げな声色を全く隠す事もなく、タルタリヤはシーツにくるまったまま、ベッドの端に座る鍾離の背中に声をぶつける。
「そろそろ公子殿も起きてはどうだ」
「や、それもそうなんだけど」
「何処にかかる『も』だ」
「いま俺話しかけただろ? そこの『も』だよ」
812「あのさ、先生」
タルタリヤの目の前には、つい数分前まで自分と同じように無防備に肌を晒し、瞼を重たげにして布の海に溺れていたはずの男。鍾離は常通りのぴしりとした隙のない衣服に身を包んでいた。些かの不満げな声色を全く隠す事もなく、タルタリヤはシーツにくるまったまま、ベッドの端に座る鍾離の背中に声をぶつける。
「そろそろ公子殿も起きてはどうだ」
「や、それもそうなんだけど」
「何処にかかる『も』だ」
「いま俺話しかけただろ? そこの『も』だよ」