拓
さめはだ
DONE同棲拓2♀(一も少し出る) テーブルの上に伏せておいた端末が一度震え、メッセージを受信した事を告げる。手に取り送り主と要件を確認した後、ため息を付きながら端末をソファへと放り投げていた。
『悪い!今日も帰り遅くなりそう!』
メッセージの後にチワワがごめんねを抱えてるスタンプが続く。一人きりの室内で溢れた「またかよ…」が虚しく響いた。
最近、拓也がとても多忙である。私と比べて社交的な奴の事だから、やれ飲み会だやれ遊びだと、お誘いが引っ切り無しだ。その度に少しばかり申し訳なそうに「行ってきてもいい?」と伺いを立てられては頷かざるを得ないだろう。束縛する気なんかさらさら無いし、浮気するような男じゃないことは重々承知だしな。
そんな多忙な奴が最近熱を上げていることがある。スポーツ観戦だ。自分もサッカー経験者ということもあり、プロ・アマ問わずサッカーの試合を見に行っているらしい。お供は大概輝一で、お揃いのユニフォームを着た上機嫌な二人が私達の部屋に帰ってきた事もある。最近は野球観戦に夢中らしい。おそらく今日も、スポーツバーにでも寄っているんだろうな。
4248『悪い!今日も帰り遅くなりそう!』
メッセージの後にチワワがごめんねを抱えてるスタンプが続く。一人きりの室内で溢れた「またかよ…」が虚しく響いた。
最近、拓也がとても多忙である。私と比べて社交的な奴の事だから、やれ飲み会だやれ遊びだと、お誘いが引っ切り無しだ。その度に少しばかり申し訳なそうに「行ってきてもいい?」と伺いを立てられては頷かざるを得ないだろう。束縛する気なんかさらさら無いし、浮気するような男じゃないことは重々承知だしな。
そんな多忙な奴が最近熱を上げていることがある。スポーツ観戦だ。自分もサッカー経験者ということもあり、プロ・アマ問わずサッカーの試合を見に行っているらしい。お供は大概輝一で、お揃いのユニフォームを着た上機嫌な二人が私達の部屋に帰ってきた事もある。最近は野球観戦に夢中らしい。おそらく今日も、スポーツバーにでも寄っているんだろうな。
kushima
DOODLE※女装 ※動くミニスカ?メイドコス?拓海くん💴
https://poipiku.com/7043690/8840304.html
胸元以外コレ⇧とほぼ同じデザイン(のつもり) 2
さめはだ
DONE中学生拓+2♀。(拓2♀未満) 俺は帽子、アイツはバンダナ。頭に乗ってたそれらのお陰でごまかせていた身長は、指定の制服を身につける中学生になった今では隠すことは出来ない。それどころか、あの時は「小学生だから女子のほうが高いのは当たり前」って言い訳が出来たのに、今だに俺のほうが低いってんだから居た堪れない。
成長期よ、早く来い。
一緒にテスト勉強しようぜ、とメールを貰ったのが昨日の晩。輝一もと誘っていたけど都合が合わず、待ち合わせ場所に指定された俺が通う学校の校門前には、当たり前に俺とは違う制服を身にまとった輝ニ1人が佇んでいた。クラスメイトと並んで歩いてる俺を見つけた瞬間組んでいた腕を解き手をひらりと振る。途端に隣からうるさいぐらいの目線が注がれるから、挨拶もままならないまま輝ニの元へと駆け出した。明日、なんか言われるんだろうなぁ…。
4755成長期よ、早く来い。
一緒にテスト勉強しようぜ、とメールを貰ったのが昨日の晩。輝一もと誘っていたけど都合が合わず、待ち合わせ場所に指定された俺が通う学校の校門前には、当たり前に俺とは違う制服を身にまとった輝ニ1人が佇んでいた。クラスメイトと並んで歩いてる俺を見つけた瞬間組んでいた腕を解き手をひらりと振る。途端に隣からうるさいぐらいの目線が注がれるから、挨拶もままならないまま輝ニの元へと駆け出した。明日、なんか言われるんだろうなぁ…。
Patala
DOODLE20230612指輪買いに行こうって言って初手ハリー○ィンストンに連れて行く冬樹と
そんなダイヤキラキラ&高額のもの付けられないと慄く拓海
(きっとその日には決められず、数軒回って大まかに決めて、後日予約して購入したはず)
金銭感覚がただいぶ違うけど、その辺は拓海が上手く説得というか説明してすり合わせていくような気がする
feverrondo
DONE拓海くんを送り出す涼介さんの話。必死な二人が好きなので今回も一生懸命です。時間軸はpixiv掲載の「涼拓SSまとめ」を想定していますが、特に読まなくて大丈夫です。
「涼拓SSまとめ」はこちら→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18355651 10336
さめはだ
DONE拓2♀、致す前キスの日だから書いた
ちゅっ、ちゅう…ちゅ…。自分に降り注ぐキスの雨の音。文字列だけを見たらなんて素敵なフレーズなんだろうと思うが、場所が場所なもので虚無になりながらベッドヘッドへと目線を向けた。
このキス攻撃は、いつになったら満足するのだろうか。
なおも雨音を鳴らし続ける尻には至る所にキスマークが付いていることだろう。
拓也から向けられる特大の愛はいや等ほど感じている。初恋は叶わない、というのを信じて項垂れていたこともあったが、それが迷信だと言う事は進展した関係が証明してくれた。告白と言ってもそんな甘いものではなく言葉の殴り合い。「私ばかりにかまけていたら彼女なんてできないぞ!」「かっちーん。今に見てろよ?超絶可愛い彼女出来っからな」「へぇーへぇー、そんな物珍しい女がいたらお目にかかりたいものだ」「鏡みたら会えるぜ?俺が好きなのはお前だから!」「奇遇だな、私もお前が好きなんだ」「じゃあ付き合う?」「……うん」…ってな。いや、私はバカか。そして拓也もバカだ。最近流行りの恋愛ドラマのような告白を夢見ていたはずなのに、がんを飛ばす勢いで続いたキャッチボールの末の成就だなんて誰が思うだろうか。
2000このキス攻撃は、いつになったら満足するのだろうか。
なおも雨音を鳴らし続ける尻には至る所にキスマークが付いていることだろう。
拓也から向けられる特大の愛はいや等ほど感じている。初恋は叶わない、というのを信じて項垂れていたこともあったが、それが迷信だと言う事は進展した関係が証明してくれた。告白と言ってもそんな甘いものではなく言葉の殴り合い。「私ばかりにかまけていたら彼女なんてできないぞ!」「かっちーん。今に見てろよ?超絶可愛い彼女出来っからな」「へぇーへぇー、そんな物珍しい女がいたらお目にかかりたいものだ」「鏡みたら会えるぜ?俺が好きなのはお前だから!」「奇遇だな、私もお前が好きなんだ」「じゃあ付き合う?」「……うん」…ってな。いや、私はバカか。そして拓也もバカだ。最近流行りの恋愛ドラマのような告白を夢見ていたはずなのに、がんを飛ばす勢いで続いたキャッチボールの末の成就だなんて誰が思うだろうか。
miya_01ta
DOODLEキスの日ナル拓(おそらくナル先生)拓海と2人っきりのときは”たっくん”って言って欲しいしナルの前では可愛い顔してほしいな!!たっくんもいつの間にかナルに沼ってて相思相愛👉💓👈
さめはだ
DONE両片思い拓2♀、学パロ しっかり折れ目のついたスカート、その裾の下から惜しみなく晒されるしなやかな生足には紺色の靴下がとまっていた。普段ネクタイが結ばれている胸元には赤色のスカーフが括られており、動きに合わせて布先がふわりと揺れる。
「……恥ずかしいんだが…」
「carinoっ可愛い!似合ってるわよっ!」
鏡に映った己の姿に頭が痛くなったが、隣で嬉しそうに微笑んでいる泉の姿にほんの少し自信の芽が出てきた。素っ気なく「…そうか」と口にした輝ニが再び鏡に目線を移せば、ついでと施された化粧ではない赤みを頬に載せた自身と目があった。
ことの発端は、なんてことない「そういえば、なんでスラックスなの?」という泉の素朴な質問だった。男子生徒がスカートを選ぶ事は殆どないが、女子生徒がスラックスを選ぶ事は稀にある。幼い頃からの男児っぽい振る舞いが抜けず、自然と選択した制服とは既に2年の歳月をともにしている。クローゼットに掛かっている新品のスカートに今更手を付けるのもな、と輝ニは毎朝その細腰にベルトを巻いていた。
8115「……恥ずかしいんだが…」
「carinoっ可愛い!似合ってるわよっ!」
鏡に映った己の姿に頭が痛くなったが、隣で嬉しそうに微笑んでいる泉の姿にほんの少し自信の芽が出てきた。素っ気なく「…そうか」と口にした輝ニが再び鏡に目線を移せば、ついでと施された化粧ではない赤みを頬に載せた自身と目があった。
ことの発端は、なんてことない「そういえば、なんでスラックスなの?」という泉の素朴な質問だった。男子生徒がスカートを選ぶ事は殆どないが、女子生徒がスラックスを選ぶ事は稀にある。幼い頃からの男児っぽい振る舞いが抜けず、自然と選択した制服とは既に2年の歳月をともにしている。クローゼットに掛かっている新品のスカートに今更手を付けるのもな、と輝ニは毎朝その細腰にベルトを巻いていた。
りんご
PROGRESS拓ゆいオンリーの進捗というか1部というか。一応ファーストキスの直前「ゆい」
「ん?」
少しの沈黙のあと拓海が意を決して彼女の名前を口にすると、こてんと首を傾げるゆいがとても可愛い。そんなゆいを見て、拓海の胸の内にやっぱりしたい、という気持ちが湧き上がる。拒否されたら立ち直れる自信ないな、なんて思いながらも拓海はぐいっとゆいとの距離を少し詰めた。
「ゆいと、キスしたい」
「・・・へっ」
ゆいの目を見つめて拓海がそう言うと、ゆいは気の抜けた声を上げると身体を固まらせてじわじわと顔を耳まで真っ赤にさせていく。そして慌てるようにそわそわと目線を彷徨わせると、こくりと小さく頷いた。
今確かにゆいが頷いたのを見て、わ、いいのか、ほんとにいいのか、と拓海の気持ちは高揚していく。
ドクドク、と頭に響く激しい心臓の音。それはきっと目の前の彼女も同じで、お互いまるでリンゴのように真っ赤な顔をして見つめ合う。
532「ん?」
少しの沈黙のあと拓海が意を決して彼女の名前を口にすると、こてんと首を傾げるゆいがとても可愛い。そんなゆいを見て、拓海の胸の内にやっぱりしたい、という気持ちが湧き上がる。拒否されたら立ち直れる自信ないな、なんて思いながらも拓海はぐいっとゆいとの距離を少し詰めた。
「ゆいと、キスしたい」
「・・・へっ」
ゆいの目を見つめて拓海がそう言うと、ゆいは気の抜けた声を上げると身体を固まらせてじわじわと顔を耳まで真っ赤にさせていく。そして慌てるようにそわそわと目線を彷徨わせると、こくりと小さく頷いた。
今確かにゆいが頷いたのを見て、わ、いいのか、ほんとにいいのか、と拓海の気持ちは高揚していく。
ドクドク、と頭に響く激しい心臓の音。それはきっと目の前の彼女も同じで、お互いまるでリンゴのように真っ赤な顔をして見つめ合う。
O3_tuchii
PAST過去のCOC自PCを初出時系列順に 2211~2212221106 ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち 別で上げてるので一部省略
221112 変わらぬ挨拶 栗生 杏奈 差分2枚
221201 死者のトワンプ キャサリン・ステーリー
221213 まれびとこぞりて 魚躬 拓海 差分3枚
221214 辜月のN 大槻 伊織 差分3枚
221229 エンジェル・デビル・インプロパー 差分5枚 21
さめはだ
DONE成人済、拓→ニ→一 ピンポンとインターホンを押す。何度鳴らしたか覚えていない。それだけここに来ているのだと、慣れてしまった指の感触からそれを悟った。ポケットにねじ込んだ端末がブブッと震えだし、開いてみれば、家主である輝ニからのメッセージが届いていた。
『鍵、開いてるぞ』
「…無用心」
呆れからため息を吐き出してドアノブを引き下げた。メッセージ通り施錠はされておらず、男の一人暮らしだとしてもさすがに危ないだろうと、苦笑いを漏らした。
「おじゃましまーす」
と、一応声はかけるものの、返事を貰えないまま廊下を進み居室への扉を開ける。開けられた遮光カーテンの向こう、ベランダに佇む輝ニが手をひらつかせた。約束を取り付けたのは俺だけど、出迎えが無かったことにムッとしながら手招かれるままベランダへと足を向ける。
1790『鍵、開いてるぞ』
「…無用心」
呆れからため息を吐き出してドアノブを引き下げた。メッセージ通り施錠はされておらず、男の一人暮らしだとしてもさすがに危ないだろうと、苦笑いを漏らした。
「おじゃましまーす」
と、一応声はかけるものの、返事を貰えないまま廊下を進み居室への扉を開ける。開けられた遮光カーテンの向こう、ベランダに佇む輝ニが手をひらつかせた。約束を取り付けたのは俺だけど、出迎えが無かったことにムッとしながら手招かれるままベランダへと足を向ける。