こむぎこ
DONEライマス♀/シリアスふとした拍子に親友のことを思い出してしまったマスターのお話。
※貴銃士ストーリー最終話を読み終える前に書き始めたので、解釈に齟齬がある可能性があります※
ヴィヴィアンちゃんを(作者が)引きずっているので書きました。
Phantom pain(ライマス) 今日の最後の授業が終わり、生徒達は帰寮する者、座席に残り復習をする者など各々ばらけていった。
今日は特に頼まれごとも残っている雑務もない為、マスターは教科書やノートをまとめて帰寮する支度を進めていた。
一冊の教科書が机から滑り、バサッと音を立てて床へ落ちてしまった。
落ちた衝撃で見開きページが潰れてしまい、ページの端が折れてしまったらしい。
(やっちゃった…でもこのくらいなら重しで直るかな)
などと考えつつその折れたページの端を真っすぐに戻していると、その次のページに見慣れぬものを見つけた。歴史の教科書には不釣り合いな可愛らしいイラスト。
デフォルメされたラッセル教官らしき人物が指を差し、ここテストに出まーすと吹き出しがついている。
8083今日は特に頼まれごとも残っている雑務もない為、マスターは教科書やノートをまとめて帰寮する支度を進めていた。
一冊の教科書が机から滑り、バサッと音を立てて床へ落ちてしまった。
落ちた衝撃で見開きページが潰れてしまい、ページの端が折れてしまったらしい。
(やっちゃった…でもこのくらいなら重しで直るかな)
などと考えつつその折れたページの端を真っすぐに戻していると、その次のページに見慣れぬものを見つけた。歴史の教科書には不釣り合いな可愛らしいイラスト。
デフォルメされたラッセル教官らしき人物が指を差し、ここテストに出まーすと吹き出しがついている。
こむぎこ
DONEライマス♀小説。恋人設定です
シンデレラ・ドレス(ライマス) ある休日、マスターとシャルルヴィルは普段着姿で市街地を歩いていた。カサリステ本部の人間への重要書類の受け渡しという簡単なものだがれっきとした任務の一環だ。簡単ゆえマスター一人でも事足りるものではあったが、ラッセル教官と任務について話している時に偶然別の報告でやってきたシャルルヴィルがぜひ供をしたいと申し出たのだった。希望されれば特に断る必要もないので、マスターはシャルルヴィルと共に任務へとやってきたのだった。
想定通り、待ち合わせの場所で滞りなく書類の受け渡しは終わった。
所要時間も、移動時間を含めたとしても一時間程度。なんとも簡単な任務である。
「もう終わっちゃったね。教官からは無事に終わっていれば報告は急がないと言われているし、せっかく町に来たからどこかでお茶でもして帰ろうか?」
4718想定通り、待ち合わせの場所で滞りなく書類の受け渡しは終わった。
所要時間も、移動時間を含めたとしても一時間程度。なんとも簡単な任務である。
「もう終わっちゃったね。教官からは無事に終わっていれば報告は急がないと言われているし、せっかく町に来たからどこかでお茶でもして帰ろうか?」