七iro.
DONE原稿の息抜きで書いた白雪姫がテーマのヴァシ尾現パロ転生匂わせ記憶なし、リーマン
ヴァ→(クソ重)→尾でクソデカ執着心と独占欲とエゴイズム、暗い、どすけべ
自分が読みたいばかりに自家生産だよ!って書いた私だけが楽しいやつ、相変わらず界隈の空気読まず全力で逆らってるが、自分が読みたかったので満足
無理矢理、攻めフェ、濁点喘ぎ、結腸抜き
色々注意
18↑?(y/n) 16456
七iro.
DOODLEめちゃくちゃむしゃくしゃしてたので正味2時間くらいのバカ勢いで書いたあほえろ。8位型取りの話でヴァシ尾だけどソロ尾。
推敲全くしてないのでおかしな所があるかも。
まぁそれ以前に話がおかしいのだが。
R18
18歳以下(高校生以下)は読んじゃダメです。
love/copy.「行きたくない…」
週末、リビングの中心に置かれた、荷物を纏めて詰め込んだスーツケースの前にヴァシリが座り込んでいる。
「仕方ないだろ」
尾形はそんなヴァシリに向かってため息混じりに唇を尖らせた。
「いつまでガタガタ言ってんだ」
「行ったらヒャクに会えない日が続く、だから行きたくない」
実はヴァシリは来週から海外で個展の開催があり、明日には日本を発たなければならなかった。国内で画家として成功している彼が海外で開催される個展があるのは大変名誉な事で、本来なら喜ぶべき事である。だが、当のヴァシリは大きな体を丸めてまるで子供のようにイヤイヤと海外出張を渋っていた。
「大きな仕事じゃねぇか、画家先生よ」
「でも、ヒャクに会えない」
8356週末、リビングの中心に置かれた、荷物を纏めて詰め込んだスーツケースの前にヴァシリが座り込んでいる。
「仕方ないだろ」
尾形はそんなヴァシリに向かってため息混じりに唇を尖らせた。
「いつまでガタガタ言ってんだ」
「行ったらヒャクに会えない日が続く、だから行きたくない」
実はヴァシリは来週から海外で個展の開催があり、明日には日本を発たなければならなかった。国内で画家として成功している彼が海外で開催される個展があるのは大変名誉な事で、本来なら喜ぶべき事である。だが、当のヴァシリは大きな体を丸めてまるで子供のようにイヤイヤと海外出張を渋っていた。
「大きな仕事じゃねぇか、画家先生よ」
「でも、ヒャクに会えない」
七iro.
DOODLEふたなり尾のヴァシ尾すけべシーンのみ。とても雑。
全く校正してないので変なところあるかもですが薄目で見てね…。
⚠️⚠️⚠️R-18⚠️⚠️⚠️
18歳以下閲覧禁止。
18歳(高校生)以上の方のみ閲覧可。
OK?
ふたなり尾のヴァシ尾@初めてのえっち「…いいのか?」
「はっ、今更…、どうせ逃げるんだろ」
「逃げなどしない」
ヴァシリはいかめしい顔のまま尾形の腰を撫で上げた。服の裾から入って来る手。慣れていない人の手の感触に思わず肩が小さく揺れた。
「怖いか」
「怖くなんかねぇって言ってる」
大きな手が探るようにゆっくりと白い肌を滑って行く。そのまま抱き上げるように尾形の身体をベッドに横たえると緊張に引き結んだ唇に自分のそれを重ねた。最初は啄むような軽い口付けを何度か繰り返し、それから深く唇を合わせて行く。
濃厚な口付け。絡み合う舌。熱い吐息を隙間から零して互いの口腔を貪る。ヴァシリは尾形を怯えさせないようにゆっくりと服を脱がせた。肌を撫でる冷えた空気。その温度差に尾形は小さく身じろぎをする。
5082「はっ、今更…、どうせ逃げるんだろ」
「逃げなどしない」
ヴァシリはいかめしい顔のまま尾形の腰を撫で上げた。服の裾から入って来る手。慣れていない人の手の感触に思わず肩が小さく揺れた。
「怖いか」
「怖くなんかねぇって言ってる」
大きな手が探るようにゆっくりと白い肌を滑って行く。そのまま抱き上げるように尾形の身体をベッドに横たえると緊張に引き結んだ唇に自分のそれを重ねた。最初は啄むような軽い口付けを何度か繰り返し、それから深く唇を合わせて行く。
濃厚な口付け。絡み合う舌。熱い吐息を隙間から零して互いの口腔を貪る。ヴァシリは尾形を怯えさせないようにゆっくりと服を脱がせた。肌を撫でる冷えた空気。その温度差に尾形は小さく身じろぎをする。
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PROGRESSミイラ尾(2)横書きにしたミイラ尾(2)ミイラ尾2
𓃠𓃠𓃠𓃠𓃠𓃠
夜更かししてはいられない。
翌朝、月曜日、快晴、いよいよサマースクールがはじまった。
朝十時、博物館の敷地内に隣接する別棟に入れてもらう。保存修復部門はここに集中している。
「やあ、諸君!」
講師の英国紳士はロマンスグレーにジーンズとTシャツ。わかわかしく、尻あがりの大声、ほがらかな人物だ。これからまずは二週間、彼のもとで収蔵物の保存修復、予防保存について学んでいく。
「修復をするには、まずその作品の状態を調査し、それを踏まえたうえで、適した処置を施さなきゃならない。人間のからだとおなじさ。胃がわるいのに脳を切られちゃたまらないだろう。修復というと、綿棒での洗浄や、欠落部への補作を想像するだろうが、一に調査、二に調査。未来のために、修復前の状態をかならずレポートに残しておかなきゃならない。意外と書類仕事もあるのさ」
13404𓃠𓃠𓃠𓃠𓃠𓃠
夜更かししてはいられない。
翌朝、月曜日、快晴、いよいよサマースクールがはじまった。
朝十時、博物館の敷地内に隣接する別棟に入れてもらう。保存修復部門はここに集中している。
「やあ、諸君!」
講師の英国紳士はロマンスグレーにジーンズとTシャツ。わかわかしく、尻あがりの大声、ほがらかな人物だ。これからまずは二週間、彼のもとで収蔵物の保存修復、予防保存について学んでいく。
「修復をするには、まずその作品の状態を調査し、それを踏まえたうえで、適した処置を施さなきゃならない。人間のからだとおなじさ。胃がわるいのに脳を切られちゃたまらないだろう。修復というと、綿棒での洗浄や、欠落部への補作を想像するだろうが、一に調査、二に調査。未来のために、修復前の状態をかならずレポートに残しておかなきゃならない。意外と書類仕事もあるのさ」
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MOURNINGいちおうクリスマス2022現パロ。以前書いた共感覚ヴァシ尾「極彩ロマンス19」の後の話。トメの母、オガタのばあちゃんを捏造。
【ヴァシ尾】ばあちゃんの帰還「キヌちゃんでいいよ」
「は?」
「キヌちゃん……」
「うん」
「ヴァシリ……、ヴァーシャです」
「は?」
「ヴァーシャ」
「うん」
「えぇ……?」
「なんだオガタ」
「いやだって、ばあちゃんもヴァシリも、そんな呼びかた」
「ばあちゃん、アンコウ園じゃ名前で呼ばれてるのよ」
「郷里では親類にこう呼ばれてた」
まあいいけどさ、百之助は席を立つ。その背にキヌちゃんは「お茶はいらないよ。眠れなくなる」、百之助は「じゃあみんな、あったかい牛乳な」あたりまえに応じる。昨日までもいっしょに暮らしていたように。ホットミルクとは呼ばないのが尾形家流だ。冷蔵庫がパタパタいい、チチッと鍋を火にかける音、泡だて器がかちゃかちゃする。キヌちゃんは懐かしく耳を傾け、おおきな目をパチクリさせるヴァシリに「練乳をたっぷりいれるのさ」いたずらっぽく笑いかけた。
4444「は?」
「キヌちゃん……」
「うん」
「ヴァシリ……、ヴァーシャです」
「は?」
「ヴァーシャ」
「うん」
「えぇ……?」
「なんだオガタ」
「いやだって、ばあちゃんもヴァシリも、そんな呼びかた」
「ばあちゃん、アンコウ園じゃ名前で呼ばれてるのよ」
「郷里では親類にこう呼ばれてた」
まあいいけどさ、百之助は席を立つ。その背にキヌちゃんは「お茶はいらないよ。眠れなくなる」、百之助は「じゃあみんな、あったかい牛乳な」あたりまえに応じる。昨日までもいっしょに暮らしていたように。ホットミルクとは呼ばないのが尾形家流だ。冷蔵庫がパタパタいい、チチッと鍋を火にかける音、泡だて器がかちゃかちゃする。キヌちゃんは懐かしく耳を傾け、おおきな目をパチクリさせるヴァシリに「練乳をたっぷりいれるのさ」いたずらっぽく笑いかけた。
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PROGRESSミイラ尾(1)タイトル未定。2022/8/22Twitter初投稿。FBのミイラ尾ネタ。いじっていくかも
ミイラ尾(1)ミイラ尾1
目があった。幾層にも重ねられた亜麻布に描かれた、おおきな眼。その左の黒眼だけが、布のうえを、音もなく――
――動いた。
知覚した瞬間、ぽいっ、ときいろの空間に投げだされていた。
吹きあれるごうごうの風。こんじきの風、下のほうで砂塵が渦をなし、砂嵐。肉体は落下している。生身のスカイダイビング。黄土色、地上から上昇する風とぶつかりあう。耳がちぎれる。ちいさな痛みが集合し、針まみれ。砂で総身、穴だらけになる。
きいろは、天である。
キリスト教圏では気狂いの黄とも、裏切り者のユダや娼婦の象徴ともされるが、古代ヨーロッパにおいては、太陽や黄金、小麦をあらわす豊穣の色だった。それは古代エジプトから伝わったイメージとも考えられる。古代エジプトにおいて、きいろは天空をあらわす。天空は、母なる神の守護するところ。
11883目があった。幾層にも重ねられた亜麻布に描かれた、おおきな眼。その左の黒眼だけが、布のうえを、音もなく――
――動いた。
知覚した瞬間、ぽいっ、ときいろの空間に投げだされていた。
吹きあれるごうごうの風。こんじきの風、下のほうで砂塵が渦をなし、砂嵐。肉体は落下している。生身のスカイダイビング。黄土色、地上から上昇する風とぶつかりあう。耳がちぎれる。ちいさな痛みが集合し、針まみれ。砂で総身、穴だらけになる。
きいろは、天である。
キリスト教圏では気狂いの黄とも、裏切り者のユダや娼婦の象徴ともされるが、古代ヨーロッパにおいては、太陽や黄金、小麦をあらわす豊穣の色だった。それは古代エジプトから伝わったイメージとも考えられる。古代エジプトにおいて、きいろは天空をあらわす。天空は、母なる神の守護するところ。