noki_at
MOURNING携帯に眠っていたHQの牛影小説を供養させてほしい影山くんがアドラーズのチームメイトの牛若に告られて一旦断るけど最終的にくっつく話
※北川第一の元主将が影山くんに矢印を向けてくる
※例のトス無視事件に思うところがあったので昇華するために書いた
いとしき人に抱擁を「好きだ」
突然「スーツに着替えろ」と言われて連れて来られたフレンチレストランの一席。デザートプレートに乗ったよく分からない洒落た物体を咀嚼していた影山は、牛島の口から放たれた三文字を咄嗟に理解することが出来なかった。
「……んぬ?」
「好きだと言った」
「何がです?」
「俺が、お前のことを好きだと言っている」
「……俺も牛島さんのことは好きですけど……?」
「……」
素直な気持ちを言葉にすると、牛島は喉の奥に何かつっかえたような顔をして口をつぐんだ。手元のグラスに手を伸ばし、少しだけ残っていた赤ワインを流し込むように飲み干していく。
「お前、俺の言う『好き』がどういう意味か分かっているか?」
丁寧な所作で空になったグラスを置いて、試合前に重要事項を確認するように影山に問いかけてくる。
33343突然「スーツに着替えろ」と言われて連れて来られたフレンチレストランの一席。デザートプレートに乗ったよく分からない洒落た物体を咀嚼していた影山は、牛島の口から放たれた三文字を咄嗟に理解することが出来なかった。
「……んぬ?」
「好きだと言った」
「何がです?」
「俺が、お前のことを好きだと言っている」
「……俺も牛島さんのことは好きですけど……?」
「……」
素直な気持ちを言葉にすると、牛島は喉の奥に何かつっかえたような顔をして口をつぐんだ。手元のグラスに手を伸ばし、少しだけ残っていた赤ワインを流し込むように飲み干していく。
「お前、俺の言う『好き』がどういう意味か分かっているか?」
丁寧な所作で空になったグラスを置いて、試合前に重要事項を確認するように影山に問いかけてくる。