水菜のねどこ
MOURNING静ちゃんが妖怪になって間もない頃、他の妖怪と戦闘になったとき静ちゃんのレベル以下のやつの時は「じゃっ、静!がんばれよ~^^」ってトンズラこくけど静ちゃんより上が来た時、さりげなくスっと静ちゃんの前にでてほしい式部密 4水菜のねどこ
MOURNING式部密は静ちゃんの家族を殺してこちら側に連れてきたことを自覚のないまま一生後悔したまま生きるのでしょうけど、ふと、静ちゃんが手に入らないものだと感じるたび
………殺してよかったな
って思って欲しいです
でもこの男は多分明日にはまた後悔してるよ 9
水菜のねどこ
MOURNINGこの2人、妖怪·人間コンビのときも学校が同じだから密は夜に静ちゃんの面影を求めて、さ迷っててほしいですそして彼女の孤独に触れて欲しい
ゲーム内の密の強がりって言葉とても好きです 4
水菜のねどこ
MOURNING逢魔時誕生日小説少女の生まれた日死神として生まれ落ちたならば。
何であろうと等しく殺すし、命に優劣はつけない。この世に生まれた「生き物」にも、死んでいく「物」にも何も感情は抱かない。抱けない。それが死神としての矜持だ。けれど・・・。
「誕生日おめでとう、静」
逢魔時。
真っ赤な夕焼けを背に受けながら、公園のベンチに座る少女の耳に花を添えて、密は言った。・・・正直自分でも驚いている。死神がこんなことを口走るなんて。けれど、その言葉はまぎれもない密の本心だった。彼は生まれて初めて今、誰かの「生」を祝ったのだ。
(けど、まあ・・・)
死神の彼には天変地異の前触れと思えるほど希有な言葉であったとしても、人間の彼女にはありふれた言葉だろう。「誕生日おめでとう」など贈るも贈られるも人にとっては日常茶飯事だ。きっと静は「はいはい、ありがと」などと密の言葉を聞き流し、忘れ、家に帰ったら甘味でも食べながらあの妹とよろしくやるのだろう。・・・何だか面白くない。と、密が勝手にモヤモヤし始めた時だった。
1625何であろうと等しく殺すし、命に優劣はつけない。この世に生まれた「生き物」にも、死んでいく「物」にも何も感情は抱かない。抱けない。それが死神としての矜持だ。けれど・・・。
「誕生日おめでとう、静」
逢魔時。
真っ赤な夕焼けを背に受けながら、公園のベンチに座る少女の耳に花を添えて、密は言った。・・・正直自分でも驚いている。死神がこんなことを口走るなんて。けれど、その言葉はまぎれもない密の本心だった。彼は生まれて初めて今、誰かの「生」を祝ったのだ。
(けど、まあ・・・)
死神の彼には天変地異の前触れと思えるほど希有な言葉であったとしても、人間の彼女にはありふれた言葉だろう。「誕生日おめでとう」など贈るも贈られるも人にとっては日常茶飯事だ。きっと静は「はいはい、ありがと」などと密の言葉を聞き流し、忘れ、家に帰ったら甘味でも食べながらあの妹とよろしくやるのだろう。・・・何だか面白くない。と、密が勝手にモヤモヤし始めた時だった。