hari
MAIKING本当に部屋でだらだらしてるだけのエスケイ。パソスト等のネタバレはありません。
くつろぎの姿見てからもう脳内でずっとふたりがパジャマパーティーしててもう大変、パジャマパーティーの大洪水…!!!!というかきかけ。
かれぴの扱いが少々雑なせんぱいがヘキです。
夜はこれからまだ長い 消灯を過ぎたハーツラビュルは静まり返っていた。オレは小さな灯りと、身体で憶えた方向感覚を頼りに、一年生の四人部屋があるフロアから三年生や寮長の個室が並ぶ上階へ向かう。不必要に長くて複雑な廊下を渡り、並んだ個室の扉のうち、ひとつの前で迷わず立ち止まる。
『着いたよ』
スマホで一言メッセを送ると、目の前の扉の鍵がかちゃりと回る音。扉を開ければ部屋の灯りが廊下の暗がりへ、すうっと差し込んでくる。
「入りまーす」
「やほ」
部屋の主であるケイト先輩は、開いた扉の前で両手を広げて……ではなく、ベッドの天蓋の中でスマホを弄りながら、ひょいと片手を上げてオレを出迎えてくれた。鍵を片手間の魔法で開けてくれるのもいつも通り。
2775『着いたよ』
スマホで一言メッセを送ると、目の前の扉の鍵がかちゃりと回る音。扉を開ければ部屋の灯りが廊下の暗がりへ、すうっと差し込んでくる。
「入りまーす」
「やほ」
部屋の主であるケイト先輩は、開いた扉の前で両手を広げて……ではなく、ベッドの天蓋の中でスマホを弄りながら、ひょいと片手を上げてオレを出迎えてくれた。鍵を片手間の魔法で開けてくれるのもいつも通り。