つけもの
DONE #kbdnワンドロ_73遅刻参加です。小説初心者が書いたので、うっすい目で見てください。
1時間でこの文字数が限界…
アモバンワード俺様は小さいころから物分かりが良くて、親にはよく手のかからない子だったと言われていた。だけど、15歳になってそれは一変した。眠れなくなってしまったのだ。
心当たりはたくさんあった。ジムリーダーの話、夜間のワイルドエリアの巡回、バトル研究にスクールの課題。当時の俺様は目まぐるしい日々を送っていて、気が付かない間にストレスがたまっていたのかもしれない。けど、決定的な要因は間違いなくダンデだった。眩いそれは、寝るときにさえ燦然と輝いていて、寝るにはあまりにも明るかった。目を瞑るたびにちかちかとフラッシュバックを起こす。砂っぽい空気。熱風にまかれる杜若色。汗が肌を伝う感触。心臓から跳ね上がる体温。耳に残る重低音。数秒遅れて、それが相棒の倒れる音だとわかった時の心臓が止まったような血圧だけが上がっていく感覚。何回も負けているうちに体に染みついてしまっていたのだろうか。目を瞑るたびに反芻されるそれが怖くて仕方がなかった。自分が同じところに停滞しているかのようだったのだ。
1351心当たりはたくさんあった。ジムリーダーの話、夜間のワイルドエリアの巡回、バトル研究にスクールの課題。当時の俺様は目まぐるしい日々を送っていて、気が付かない間にストレスがたまっていたのかもしれない。けど、決定的な要因は間違いなくダンデだった。眩いそれは、寝るときにさえ燦然と輝いていて、寝るにはあまりにも明るかった。目を瞑るたびにちかちかとフラッシュバックを起こす。砂っぽい空気。熱風にまかれる杜若色。汗が肌を伝う感触。心臓から跳ね上がる体温。耳に残る重低音。数秒遅れて、それが相棒の倒れる音だとわかった時の心臓が止まったような血圧だけが上がっていく感覚。何回も負けているうちに体に染みついてしまっていたのだろうか。目を瞑るたびに反芻されるそれが怖くて仕方がなかった。自分が同じところに停滞しているかのようだったのだ。