浬-かいり-
DOODLEはぐみさスタートライン「はぐみね、みーくんと一緒にいると、この辺がポカポカーってして、すごくあったかい気持ちになるんだよ。これがきっと恋って言うんだよね」
いつになく真剣な眼差しから、目を逸らせない。頰を赤く染めたはぐみが、彼女以上に顔を真っ赤にしている美咲へと。一歩、詰め寄って。
「みーくん、大好き。はぐみと恋人になってくれますか?」
はぐみの一世一代の告白に美咲が頷いたのが、一ヶ月ほど前のことである。
◆
その日はバンド練習日だった。放課後に集まった為あまり時間は長くとれず、あっという間にスタジオの使用時間は終わりを迎えた。こころはまだ元気が有り余っているようで、片付けが終了しても動き回っている。
「まだまだ物足りないわ! 今からみんなで楽しいことを探しに行かない?」
2433いつになく真剣な眼差しから、目を逸らせない。頰を赤く染めたはぐみが、彼女以上に顔を真っ赤にしている美咲へと。一歩、詰め寄って。
「みーくん、大好き。はぐみと恋人になってくれますか?」
はぐみの一世一代の告白に美咲が頷いたのが、一ヶ月ほど前のことである。
◆
その日はバンド練習日だった。放課後に集まった為あまり時間は長くとれず、あっという間にスタジオの使用時間は終わりを迎えた。こころはまだ元気が有り余っているようで、片付けが終了しても動き回っている。
「まだまだ物足りないわ! 今からみんなで楽しいことを探しに行かない?」
浬-かいり-
DOODLEはぐみさ(はぐみ誕2020)おめでとう、だいすき「わぁい、みんなありがとー!」
両手いっぱいにプレゼントを抱えた浴衣姿のはぐみちゃんが、嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。
こころちゃん宅で行われた誕生日パーティは大成功で、はぐみちゃんも大満足してくれたみたいだ。笑顔を見ると、私まで嬉しくなってしまう。
「ミッシェルも来てくれてありがとー! はぐみ、すっごく嬉しいよ!」
パーティ用の三角帽子を被ったミッシェルをはぐみちゃんが見上げれば、美咲ちゃ……ミッシェルはゆるゆると首を振る。
「当然だよ〜。はぐみちゃんが喜んでくれて、ミッシェルも嬉しいよ」
ミッシェルの大きな手がはぐみちゃんの頭を撫でる。えへへ、と笑うはぐみちゃんはとっても幸せそうで、今日美咲ちゃんにミッシェルをお願いして良かったなぁって思う。……美咲ちゃんは、大変だろうけど。
1900両手いっぱいにプレゼントを抱えた浴衣姿のはぐみちゃんが、嬉しそうに満面の笑みを浮かべる。
こころちゃん宅で行われた誕生日パーティは大成功で、はぐみちゃんも大満足してくれたみたいだ。笑顔を見ると、私まで嬉しくなってしまう。
「ミッシェルも来てくれてありがとー! はぐみ、すっごく嬉しいよ!」
パーティ用の三角帽子を被ったミッシェルをはぐみちゃんが見上げれば、美咲ちゃ……ミッシェルはゆるゆると首を振る。
「当然だよ〜。はぐみちゃんが喜んでくれて、ミッシェルも嬉しいよ」
ミッシェルの大きな手がはぐみちゃんの頭を撫でる。えへへ、と笑うはぐみちゃんはとっても幸せそうで、今日美咲ちゃんにミッシェルをお願いして良かったなぁって思う。……美咲ちゃんは、大変だろうけど。