aoi120810
DONE開催おめでとうございます!『言葉紡ギテ縁ト成ス弐』の提出作品となります。
モブ視点でぶらしが小説です。
少しでもお楽しみ頂けたら嬉しいです!
小説の神様は彼らの愛に気付かない01.浪速イケメンは、逆ナン女子を牽制する
ある週末の昼下がり。
友人や家族連れ、カップルで溢れている帝都の中心街の一角で私は、大学の学部が同じである親友が来るのを待っていた。
お互いにバイト代が入り、懐が温かくなったからとこの近くにオープンしたカフェに行き、パンケーキを食べようという話しになったのである。
(待っている間、推しが声優をやっているアプリをしようっと)
私がスマホを手に持ち、親友が到着する間まで暇潰しにゲームアプリを開いていると、ある事に気付いた。
(ん?なんか騒がしいな)
顔を上げると、待ち合わせの定番となっている噴水の周辺が一段と騒がしい事を知る。
人混みの多い中、耳を澄ませてみると噴水を通り過ぎる女性達が「あの人、めっちゃ格好良くない?」や「一人で居るみたいだし、声を掛けてみない?」や「でも、彼女と待ち合わせをしているのかも」と「そうだよね」ヒソヒソと話している声が届いた。
17815ある週末の昼下がり。
友人や家族連れ、カップルで溢れている帝都の中心街の一角で私は、大学の学部が同じである親友が来るのを待っていた。
お互いにバイト代が入り、懐が温かくなったからとこの近くにオープンしたカフェに行き、パンケーキを食べようという話しになったのである。
(待っている間、推しが声優をやっているアプリをしようっと)
私がスマホを手に持ち、親友が到着する間まで暇潰しにゲームアプリを開いていると、ある事に気付いた。
(ん?なんか騒がしいな)
顔を上げると、待ち合わせの定番となっている噴水の周辺が一段と騒がしい事を知る。
人混みの多い中、耳を澄ませてみると噴水を通り過ぎる女性達が「あの人、めっちゃ格好良くない?」や「一人で居るみたいだし、声を掛けてみない?」や「でも、彼女と待ち合わせをしているのかも」と「そうだよね」ヒソヒソと話している声が届いた。