鯖の倉庫
DONEレイフィロ現パロ大学生編小咄。糸織が和泉くんにちょっかい出す話。
煙少し遅めの夕飯を終え、腹ごなしも兼ねてベランダで一服していた。冬真っ只中で冷えるが今日は比較的暖かく、肌着を一枚羽織っていれば耐えられる温度だ。とはいえ寒い事には変わりないので、吸えても二本が限界になりそうだけど。
頭上に広がる星空を見ながら、明日は洗濯日和になりそうだな、なんて考えていたら、後片付けを終えた和泉がこちらにやってきた。
「ありがと、お疲れさま。吸う?」
「ん」
返事を聞いて持っていた煙草のケースを差し出すと、おれの隣に来た和泉がこちらに手を伸ばしてくる。
……その時ふと思いついて、煙草を取ろうと近付いた和泉の顔に、煙を吹き掛けてみた。
「っっ……てめ、いきなり何すんだよ……っ」
「んー……これ、
1421頭上に広がる星空を見ながら、明日は洗濯日和になりそうだな、なんて考えていたら、後片付けを終えた和泉がこちらにやってきた。
「ありがと、お疲れさま。吸う?」
「ん」
返事を聞いて持っていた煙草のケースを差し出すと、おれの隣に来た和泉がこちらに手を伸ばしてくる。
……その時ふと思いついて、煙草を取ろうと近付いた和泉の顔に、煙を吹き掛けてみた。
「っっ……てめ、いきなり何すんだよ……っ」
「んー……これ、