Zchizu0603_twst
DONEケイエーのお話はとりあえずWebアップにしよ!ってことで途中まで。とりあえずくっつくとこまではあげます。
その後は……考えちゅー。
(初Hとかも書きたいけど……)
なんか事件とか起こってくっつくわけでもなく、普通の日常生活です。 19154
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DONE付き合っていること前提のケイエー※マスターシェフの本編、エース・イデアのなりきりシェフパソスト、ケイト寮服のパソストの内容を含みます。
赤も好きだけどオレンジも捨て難いかも、なーんて。「っだー!」
目の前に広がる鮮やかな赤、黄色。
いわゆる元気なビタミンカラーとは対照的に今にも倒れそうだと言わんばかりの声を上げるのはマスターシェフを自ら志願し受講した1-Aの生徒、エース・トラッポラ。
「もうくたくた… これ片して早く寮戻ろ…」
目の前の白い皿の山を見て、いつかのなんでもない日のパーティーの片付け時に先輩が楽しげに発動した[[rb:自律 > オート]]魔法とその後ろ姿が脳に浮かんだ。太陽光によってきらりと光った毛先のオレンジが綺麗だったなと思ったが、あれを真似できるような、そんな体力はエースには残っていない。なによりあんなにすごい魔法、1年生にはまだ難しいだろう。
オレにはまだ難しいか、などと考えながらも手は止めず、流れるような手つきでひとつ残らず皿を戻した。先輩のように“映える片付け”とは微塵も言えないが、“片付いた”という結果は同じなのだし良いか、などと苦笑いをひとつ。指導役のシェフゴーストと、一緒に授業を受講しているイデアに一応声をかけ、そそくさと大食堂のキッチンを後にする。
2370目の前に広がる鮮やかな赤、黄色。
いわゆる元気なビタミンカラーとは対照的に今にも倒れそうだと言わんばかりの声を上げるのはマスターシェフを自ら志願し受講した1-Aの生徒、エース・トラッポラ。
「もうくたくた… これ片して早く寮戻ろ…」
目の前の白い皿の山を見て、いつかのなんでもない日のパーティーの片付け時に先輩が楽しげに発動した[[rb:自律 > オート]]魔法とその後ろ姿が脳に浮かんだ。太陽光によってきらりと光った毛先のオレンジが綺麗だったなと思ったが、あれを真似できるような、そんな体力はエースには残っていない。なによりあんなにすごい魔法、1年生にはまだ難しいだろう。
オレにはまだ難しいか、などと考えながらも手は止めず、流れるような手つきでひとつ残らず皿を戻した。先輩のように“映える片付け”とは微塵も言えないが、“片付いた”という結果は同じなのだし良いか、などと苦笑いをひとつ。指導役のシェフゴーストと、一緒に授業を受講しているイデアに一応声をかけ、そそくさと大食堂のキッチンを後にする。