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DONEワンライの制限時間オーバーのため参加を見合わせた忘羨作品CQL陰鉄捜索中
兆し 藍忘機が陰鉄の欠片を持ち旅に出て三日目、魏無羨が勝手に合流してきてニ日目となったその日、二人は小さな農村で水と食料を調達することにした。これから山越えになるからだ。
藍忘機は旅立つ前、叔父である藍啓仁から大きな交易路沿いには怪異はなく、雲深不知処への夜狩の依頼もないことを聞いていた。そして魏無羨はと言うと、これもまた養父である江楓眠に、水路沿いの街にはこれといった怪異がないことを確認してから藍忘機を追ってきている。陰鉄の性質から考えて地脈に恵まれた場所に封印されていると考えられるので、交易路と水路沿いを候補地から消すと、途端に調べるべき場所は限られてきた。その候補地の一つが山を越えた先にあるのだ。交易路はその山を避けて大きく迂回しているが、その山自体も地脈が豊かであり、陰鉄が隠されている可能性は消せない。そのため、山を蛇行するように登る細い山道を歩いて抜ける予定だ。いつ陰鉄の欠片が反応を見せるかわからないので、御剣はしない。
11540藍忘機は旅立つ前、叔父である藍啓仁から大きな交易路沿いには怪異はなく、雲深不知処への夜狩の依頼もないことを聞いていた。そして魏無羨はと言うと、これもまた養父である江楓眠に、水路沿いの街にはこれといった怪異がないことを確認してから藍忘機を追ってきている。陰鉄の性質から考えて地脈に恵まれた場所に封印されていると考えられるので、交易路と水路沿いを候補地から消すと、途端に調べるべき場所は限られてきた。その候補地の一つが山を越えた先にあるのだ。交易路はその山を避けて大きく迂回しているが、その山自体も地脈が豊かであり、陰鉄が隠されている可能性は消せない。そのため、山を蛇行するように登る細い山道を歩いて抜ける予定だ。いつ陰鉄の欠片が反応を見せるかわからないので、御剣はしない。