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    #リンハルト

    linhardt.

    Rhea_season

    DONE蒼月√ ルーヴェンクラッセの大晦日の話お話。
    士官学校時代。
    CP発展未満はけど、みんな先生と親密度は高いです。
    なお、リンハルトくんが転籍してきてます。

    2024年大変お世話になりましたPart2
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。
    Year-End Sweetness(士官学校時代の先生とルーヴェンクラッセのお話) 朝の修道院は、いつもと変わらぬ静けさを湛えていた。けれど節季という特別な日付のせいなのか、その空気はどこか張り詰めていて、人の気配がありながらも、ひっそりとした冬の冷たさがそこかしこに滲んでいる。年の瀬が近づくことで、学生たちの多くは自国へ帰省しており、この修道院も普段よりだいぶ人が減っているのを感じた。

     ディミトリは、その人の少なさを意識しながら厳かに朝の礼拝を終えた。最後の祈りを捧げ、思わず周囲を見回してから小さく息をつく。いつもそこにいるはずの人がいないことに、ほんの少しだけ違和感を覚えた。

     ――先生はどこだろう。

     何しろ多くの生徒がすでに帰国の途についているのだから、教師が不在であろうとも、そうおかしな状況ではない。だが、ディミトリは心の片隅にうっすらとした気がかりを抱く。先生がどこで何をしているのか。それがわからないことに、妙に居心地の悪さを覚えていた。
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    Rhea_season

    DONEリンハルトと先生のはなし
    ※cp未満(支援Aくらいのノリ)
    リンくんはセンセ好きです…たぶん

    √は内容的にはどこでもよいのですが、現在脳内青組さんなので、青組に移籍してきたリンハルトさんになってます。

    風花雪月を金鹿で初めて遊び、はじめての伴侶はリンハルトでした。
    そんな思い出を。
    Beneath the Quiet Glow ガルグ=マク大修道院の鐘が穏やかに鳴り響く昼下がり。
     その日、ベレトは講義室の隅々まで視線を走らせながら、ある違和感に気づいていた。
     いつも授業開始ぎりぎりに教室にふらっと滑り込むリンハルト=フォン=ヘヴリングは、今日はとうとう顔を見せなかった。自分の元で理学をもっと学びたいという理由で、黒鷲の学級から転籍してきたリンハルトは、居眠りこそしても、講義の最初からいないというのはこれまでない。少し胸騒ぎを感じながらも、ベレトはやむを得ず授業を続行した。
     結局、講義終了後もリンハルトは姿を見せなかった。嫌な予感がさらに膨らみ、ベレトは急ぎリンハルトの部屋へと向かった。



     ベレトはドアをノックし、反応を待ったものの、返事はなかった。もうしわけないと思いつつ、そのまま室内へ足を踏み入れると、部屋の中は散らかった本や紙があちこちに散乱していたものの、そこに当の主の姿は見当たらなかった。
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