髪の紐
DOODLE千紘が伯理をひたすら吸う話です。ちひはくんくん モーニングルーティン、というものを最近伯理は知った。例えば柴さんは寝起きにベランダでタバコを一本吸って、ヒナオさんはデトックスウォーターを飲んでヨガをするらしい。一日の始まりを彩る幸せな習慣。何て素敵な言葉だと感動した。
そして伯理の侍こと千紘の最近のモーニングルーティンは、
「ハクリ、昨日暑かった?」
伯理の匂いを嗅ぐことで始まる。しかもパジャマに顔を突っ込んで直接吸うミストサウナ式の本格派だ。
「布団薄いやつに替えるか?」
「ううん、ちょうどいいよ」
「ならいい。いつもよりハクリの匂いが濃かったから」
そう言って千紘は再び伯理の身体の匂いを嗅ぎだした。伯理の脇、胸、へそ、下腹、背中。どこも微妙に匂いが違うらしく一つ一つ妥協せずにじっくりと嗅がれるのはくすぐったいような恥ずかしいような気持ちいいような不思議な気持ちになる。
2495そして伯理の侍こと千紘の最近のモーニングルーティンは、
「ハクリ、昨日暑かった?」
伯理の匂いを嗅ぐことで始まる。しかもパジャマに顔を突っ込んで直接吸うミストサウナ式の本格派だ。
「布団薄いやつに替えるか?」
「ううん、ちょうどいいよ」
「ならいい。いつもよりハクリの匂いが濃かったから」
そう言って千紘は再び伯理の身体の匂いを嗅ぎだした。伯理の脇、胸、へそ、下腹、背中。どこも微妙に匂いが違うらしく一つ一つ妥協せずにじっくりと嗅がれるのはくすぐったいような恥ずかしいような気持ちいいような不思議な気持ちになる。