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DONE守りたかった人フォルテヴィータの未来私は守りたかった、ただ、守りたかった。
街行く人の笑顔も、ずっと続くようにと願っていたの。
不吉な運命が水晶に映ったあの日どうしても何かに縋りつきたくなった。
それがたとえ、善なるものでないとしても。
それでこれからも、毎日が大好きな人たちのお祭り騒ぎのような日々を見つめていけるのなら。
どうしても、どうしても防ぎたかったあの火事を。
水晶に映ることを、全部話せていたら今日もいつもも通りの日々を送れていたのかもしれない。
だけど、今目の前に広がるのはどこまでも続く火の海。せめて私も一緒にと思ったのに…
どうやら私は連れて入ってもらえないようだ。
今日も私は水晶を撫でる。
この大好きな街、フォルテヴィータの片隅で。
大好きな人たちのことを思いながらきっと最期の日までこの街の未来を見つめていくの。
354街行く人の笑顔も、ずっと続くようにと願っていたの。
不吉な運命が水晶に映ったあの日どうしても何かに縋りつきたくなった。
それがたとえ、善なるものでないとしても。
それでこれからも、毎日が大好きな人たちのお祭り騒ぎのような日々を見つめていけるのなら。
どうしても、どうしても防ぎたかったあの火事を。
水晶に映ることを、全部話せていたら今日もいつもも通りの日々を送れていたのかもしれない。
だけど、今目の前に広がるのはどこまでも続く火の海。せめて私も一緒にと思ったのに…
どうやら私は連れて入ってもらえないようだ。
今日も私は水晶を撫でる。
この大好きな街、フォルテヴィータの片隅で。
大好きな人たちのことを思いながらきっと最期の日までこの街の未来を見つめていくの。