suzumi_cuke
DOODLE20250705 転生現パロ鯉月記憶あり年齢逆転話です。突発突貫 現代の平和な日本で再び出会った元上官兼元恋人は、前世と違い、自分より年上であった。
「なんというか……新鮮ですね……」
感心半分、呆れ半分で見上げる月島に、鯉登は腰に両手を当てて、自慢げにふんぞり返った。
「いいだろう?『前』にお前が『年上が好み』だと言っていたから、来世こそはと頑張ったんだ」
「頑張った」
何を頑張ったというのか。頑張ってどうにかなることなのか。いやいやそれよりもだ。
「あれ、本気にしてたんですか」
「えっ」
「当初あなたからのアプローチがあまりにしつこかったので、諦めてもらおうと思って言ったことだったんですが……」
「では年上が好みというわけでは……」
「とりたてては……」
だいたいこう言ったところで迫るのをやめるわけもなく、結局根負けさせられて、前世は前世でずっと一緒だったではないか。
751「なんというか……新鮮ですね……」
感心半分、呆れ半分で見上げる月島に、鯉登は腰に両手を当てて、自慢げにふんぞり返った。
「いいだろう?『前』にお前が『年上が好み』だと言っていたから、来世こそはと頑張ったんだ」
「頑張った」
何を頑張ったというのか。頑張ってどうにかなることなのか。いやいやそれよりもだ。
「あれ、本気にしてたんですか」
「えっ」
「当初あなたからのアプローチがあまりにしつこかったので、諦めてもらおうと思って言ったことだったんですが……」
「では年上が好みというわけでは……」
「とりたてては……」
だいたいこう言ったところで迫るのをやめるわけもなく、結局根負けさせられて、前世は前世でずっと一緒だったではないか。