tamu_999
DOODLE汗を流すジュニアを見て、えっち中のジュニアの姿を思い出してしまい、一人でドキドキする兄さん。#お題ガチャ #いちゃいちゃちゅっちゅ 日差しが夏の気配を感じさせるようになってきたある日、日課となりつつあったつばめとの組み手を終えたはとは風呂場で軽く汗を流した後、自室へ戻ろうと廊下を歩いていた。
ふと中庭を見ると、設置された水道に頭から水をかぶる剣道着姿が見える。
「東海道」
「ン、あ、兄さん!お疲れ様」
すぐさま水を止めて振り返ったのははとの弟、東海道本線。
「今日も随分勝負を挑まれていたな」
「え、見てたの?」
「すこし」
はとの居た柔道場のとなりには剣道場が併設されている。開け放たれた窓や扉からは剣道場からの覇気のある声がよく聴こえてくるのだ。
それを聞かされた東海道は「恥ずかしいな」とはにかんだ。
「そんなことより、早く拭かないと風邪を引くぞ」
「あ、そうだね」
東海道は首にかけていた手ぬぐいで頭と顔を雑に拭った。
水道の水と、それが流しきれなかった汗が額や首筋を伝う様に何故か既視感を感じたはとは思わずそれを注視してしまう。
「兄さん」
不意に呼ばれた声が先程とは違う色を乗せていて、はとの心拍数が上がる。
「こんな所でそんな顔したら駄目だよ」
そう声を掛けながら、東海道は優しくはとの 683