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vẽ nguệch ngoạcカップリング臭が薄すぎたので供養しようと思いました。「もし生まれ変われるとしたらなんになりたい?」道満に書き物仕事を任せ、ベッドで横になったマスターはそんなことを言った。仕事を取り上げられて暇なのだ。話しかけずに道満が黙々と仕事を片付けていく様を見ているのにも飽きた様子なのであった。
「そう言われましても、拙僧は影法師なれば、他のなににもなれませぬ。行き止まりの存在にございますから」
「ええ、そんな夢がないこと言わないでさぁ。なんかあるでしょ、鳥になって空を自由に飛んでみたいとかさ」
絡んでくるマスターをウザいなどとは思っていない道満である。いつもなら自分がウザ絡みをしている立場だというのに、少し逆転したらこうだ。
歪んだ笑みでマスターの言葉を受け、少し考えてみたものの、何になろうとも思えなかった。
「鳥にならずとも、飛ばす式に視点を移せば、空を飛ぶ気分は味わえます。それで十分でしょう。拙僧には過ぎたる願いでございます」
「んーそっか。道満はそういうことができるのか。羨ましいな」
「ではマスターも陰陽道を学んでみますか?」
道満としてはそんなことできないだろう、と思っていた。マスターが学んでいる魔術は多岐に渡る。今も暇を見つけ 941