takotakoyuuuuko
供養大和の誕生日話として書いていたはず。どう言う方向に持って行きたかったのか覚えてない【つばやま】無題 今、俺の目の前には武士がいる。
頭には新聞紙で出来た兜を乗せ、腰には丸めた新聞紙で出来た刀をベルトの間に差し込んでいる。雨が降ったら白旗不可避な、ペラッペラの紙武装という出で立ちだ。
「何してんの?」
目の前の武士──もとい、大和に率直な疑問をぶつけると「こどもの日だから」と意味の分かるような分からないような返事が寄越される。ふぅん、と適当に相槌を打って、どうせいつもの奇行だろう、などと考えていると大和が突如として刀を引き抜いた。
「なに──」
何してんの、と次は最後まで言えなかった。
「隙ありっ!!」
「っでぇぇぇ!!」
元高校球児による刀をバットに見立てた強烈なスイング。俺の身体はスパーンッ! と小気味良い音を立て、左切り上げで斬り捨てられた。
410頭には新聞紙で出来た兜を乗せ、腰には丸めた新聞紙で出来た刀をベルトの間に差し込んでいる。雨が降ったら白旗不可避な、ペラッペラの紙武装という出で立ちだ。
「何してんの?」
目の前の武士──もとい、大和に率直な疑問をぶつけると「こどもの日だから」と意味の分かるような分からないような返事が寄越される。ふぅん、と適当に相槌を打って、どうせいつもの奇行だろう、などと考えていると大和が突如として刀を引き抜いた。
「なに──」
何してんの、と次は最後まで言えなかった。
「隙ありっ!!」
「っでぇぇぇ!!」
元高校球児による刀をバットに見立てた強烈なスイング。俺の身体はスパーンッ! と小気味良い音を立て、左切り上げで斬り捨てられた。