kotokotori_soup
DOODLE主スルのエッチな同人誌が文学少女に見つかる話です。ギャグです。私の書くルメラはIQ低い
ルメラに卑猥な絵巻が見つかる話「あっ」
「あ…」
ルメラの手には数冊の本と……秘密裏に買って隠しておいた筈の、私と王の情事が詳らかに描かれた卑猥な絵巻。慌てて彼女の手から絵巻を取り返すと、書斎にはとんでもなく気不味い空気が流れ始めた。
ルメラは耳元まで紅潮させ、目を大きく見開きながら
私を見てくる。しくじった。誰よりも読書好きで純粋な彼女だからこそ、この絵巻は見せたくなかったのに。私が王を抱いている絵なんてこの子は見たくなかっただろう。
「ご…ご主人様…….!これは…」
「ち、違うんだ…!!話すと長くなるが事情はあって……中身は読んだか?」
「……いえ、読んでません」
「…読んだんだな?」
「申し訳ございません。読みました」
お手本のように綺麗な土下座で謝罪してくる。
870「あ…」
ルメラの手には数冊の本と……秘密裏に買って隠しておいた筈の、私と王の情事が詳らかに描かれた卑猥な絵巻。慌てて彼女の手から絵巻を取り返すと、書斎にはとんでもなく気不味い空気が流れ始めた。
ルメラは耳元まで紅潮させ、目を大きく見開きながら
私を見てくる。しくじった。誰よりも読書好きで純粋な彼女だからこそ、この絵巻は見せたくなかったのに。私が王を抱いている絵なんてこの子は見たくなかっただろう。
「ご…ご主人様…….!これは…」
「ち、違うんだ…!!話すと長くなるが事情はあって……中身は読んだか?」
「……いえ、読んでません」
「…読んだんだな?」
「申し訳ございません。読みました」
お手本のように綺麗な土下座で謝罪してくる。
ちよど
DONEスル主※ネタバレあり
「ええ、知っています」 馥郁とした香がスルタンの寝所に漂っている。寝台に腰掛けたスルタンの足元にひれ伏したままの人物。それは彼の疑惑を買った夫に差し出された妻、のはずだった。
「何故、おまえがここにいる?」
スルタンの問いに顔を上げたのは彼の代わりに残酷なゲームを行っている男だ。彼は女物の絹越しに端正な顔を歪めてスルタンを見上げる。
「あなたはこの行為を色欲でしかないとおっしゃいました。妃を娶るものではない、と」
ならば男でもいいでしょう。
熱量のある囁きにスルタンは思い至る。この男が何度も金の妃がいない時に金の色欲カードを持ってきていた事を。
スルタンはその度に、あのゲームを長く行いながらまだルールを覚えていないのかと嘲笑ったものだが。男はいつも曖昧な笑みを浮かべていた。
511「何故、おまえがここにいる?」
スルタンの問いに顔を上げたのは彼の代わりに残酷なゲームを行っている男だ。彼は女物の絹越しに端正な顔を歪めてスルタンを見上げる。
「あなたはこの行為を色欲でしかないとおっしゃいました。妃を娶るものではない、と」
ならば男でもいいでしょう。
熱量のある囁きにスルタンは思い至る。この男が何度も金の妃がいない時に金の色欲カードを持ってきていた事を。
スルタンはその度に、あのゲームを長く行いながらまだルールを覚えていないのかと嘲笑ったものだが。男はいつも曖昧な笑みを浮かべていた。