itsukinaga_
PASTリオタル以前短時間投稿してたやつ。セフレ〜付き合うまでのベッドでのおはなし。
「なんで急に?」
突然のリオセスリからの言葉に目を丸くしたタルタリヤは、なんとか言葉を絞り出した。だって、突然だったからだ。
タルタリヤは昨日、部下たちと飲んで騒いで、気分の良いままリオセスリとホテルで落ち合ってセックスをした。恋人ではないがお互いずるずると続いて、しかし割り切っていた関係……だったはずだ。
情事終わりの気怠くも少しだけ浮ついた気分のなか、第一声が付き合おうなんて言い出したリオセスリに、目を丸くして冒頭の台詞、そしてすこし湿った疑心暗鬼の視線を向ける。
「前々から考えていたことだ。ただ公子様に疑われるほどムードもないまま、たまたま今日言ってしまっただけさ」
疑う視線は消えないどころか、何か物申したげな雰囲気まで醸し出すタルタリヤに、リオセスリは片手で頭を撫でるだけで、何も言わずに水を取りに部屋を出て行った。水なんてこのホテルには部屋に備え付けてあるのに、だ。
2156突然のリオセスリからの言葉に目を丸くしたタルタリヤは、なんとか言葉を絞り出した。だって、突然だったからだ。
タルタリヤは昨日、部下たちと飲んで騒いで、気分の良いままリオセスリとホテルで落ち合ってセックスをした。恋人ではないがお互いずるずると続いて、しかし割り切っていた関係……だったはずだ。
情事終わりの気怠くも少しだけ浮ついた気分のなか、第一声が付き合おうなんて言い出したリオセスリに、目を丸くして冒頭の台詞、そしてすこし湿った疑心暗鬼の視線を向ける。
「前々から考えていたことだ。ただ公子様に疑われるほどムードもないまま、たまたま今日言ってしまっただけさ」
疑う視線は消えないどころか、何か物申したげな雰囲気まで醸し出すタルタリヤに、リオセスリは片手で頭を撫でるだけで、何も言わずに水を取りに部屋を出て行った。水なんてこのホテルには部屋に備え付けてあるのに、だ。