lioraneko
DOODLE豊前に素っ気ない兼さんの話。雰囲気不穏。
堀兼だけど堀が黒め。
さわりだけ雨雲。
風堕ちる先に「ごちそうさん」
和泉守兼定は箸を置いた。食後の茶も断りそそくさと盆を持って立ち上がる。
「あれ、もういくのか?ゆっくりしてきゃあいいのに」
入れ替わるように席についた豊前江が引き留めるように声をかける。少し時間を過ぎているからか食堂は混んでいるわけではない。お茶を飲みながら談笑している刀も多い。
「いやいい。もう食い終わったからな」
盆を持って振り向きもせず和泉守は厨に向った。
「なーんか、俺アイツに避けられてる気がすんだよなぁ」
無視されたわけではないが和泉守らしくない態度に豊前江はその背中を眺めて呟く。隣にいた堀川国広が相棒のフォローを入れる。
「兼さんあれで豊前さんのことけっこう気にいってますよ」
2906和泉守兼定は箸を置いた。食後の茶も断りそそくさと盆を持って立ち上がる。
「あれ、もういくのか?ゆっくりしてきゃあいいのに」
入れ替わるように席についた豊前江が引き留めるように声をかける。少し時間を過ぎているからか食堂は混んでいるわけではない。お茶を飲みながら談笑している刀も多い。
「いやいい。もう食い終わったからな」
盆を持って振り向きもせず和泉守は厨に向った。
「なーんか、俺アイツに避けられてる気がすんだよなぁ」
無視されたわけではないが和泉守らしくない態度に豊前江はその背中を眺めて呟く。隣にいた堀川国広が相棒のフォローを入れる。
「兼さんあれで豊前さんのことけっこう気にいってますよ」