hebotsukai
DONE自カプの学パロ書いた(学パロ!?)「じゃあ、私はここで。またねっ」「ああ、新入生と帰るんだっけ?」
「うん♪ 今日初授業だから、感想いっぱい聞かなきゃ」
「ママかよ。何か、ちとせっぽくないね。面白いけど」
「ねー。わざわざ待ち合わせて帰るなんて、よっぽど仲良いんだね」
「そう♪ 分かったら……お暇してくれる?」
「ヒューッ。ガチじゃん草生える」
「ね。もしかして私ら牽制される?」
「あは、冗談だよ。クラスメイトだってまだ馴染んでないのに、下校まで上級生に囲まれたら落ち着かないじゃない」
「それもそうだね。余計ママっぽいけど」
「今度紹介しろよー。ばいばーい」
「あは♪どうしよっかなー」
「あんま束縛すると嫌われるよー。またねー」
「……またね♪」
「はぁ……」
クラスメイトと別れると、自然に溜息が漏れた。……顔、変じゃなかったよね?
浮かれてるのは認めるけど、まさか「ちとせっぽくない」とまで言われるなんて。気を付けなきゃ。
「ちーちゃん!」
そんは内省しながら校門の前で踞っていると、聴き慣れた透き通った声と、軽やかな足音が耳に入った。
「あの子のことばかり考えてるのが、私なんだけどね。んーっ…しょっと」 4211