ポッキー「真夜さん、お菓子食べます？」
「……………食べる」
最近、陽が落ちるのが早くなってきた気がする。自主練を終え、着替える頃には薄暗くなっていた。昼でも夜でもない時間だ。影で暗くなった鞄の中から、赤い箱とピンクの箱をそっと取り出す。雑に運んじゃったから、中身が折れてないか心配だった。今さら丁寧にしても仕方ないんだけど。
「真夜さん、普通のと、いちごのと、どっちがいいですか？」
「普通って？」
いつの間にか隣にいた真夜さんが、俺の手元を覗き込んだ。涼しい風にのって、真夜さんの汗の匂いが微かに香る。なんだか風がくすぐったい。
「ポッキーか」
「ポッキーです。どっちがいいですか？」
両手に一つずつ箱を持ち、改めて彼に尋ねた。少しふざけて箱をカチャカチャ踊らせると、ふふふ、と彼が小さく笑った。最小限の力で笑う真夜さんは可愛い、と思うのだけど、それを伝えたら、また小さく笑うのかな。

百奇"吃真实夜，点心"
"吃……………"
最近太阳掉下来的觉得变得早。结束自主練，在换的时候昏暗了。甚至白天是不晚上的时间。从变得忧郁的包中在影子悄悄拿出红色的箱子和粉红的箱子。因为草率搬运内容不折断所以，或者感到担心了。
"真实夜，普通的东西和草莓的东西和哪个好？"
"普通"
不知不觉在隔壁的真实夜往我的手头里面看了。凉快随风，真实夜的汗的味模模糊糊散发香味。总觉得风觉得痒。
"百奇"
"是百奇"。哪个好？
双手各一个里拿着箱子，重新询问了他。让开玩笑一点，箱子随着kachakacha跳舞fufufu和他小的话，并且笑了。当虽然认为由于最小限度的力笑的真实夜可爱可是传了那个的时候，又小，并且嘲笑吗？