konashock7stage
MOURNING全球高考※夢の時のご都合主義展開
※究惑
究惑 寝顔※夢の章のときの妄想
※ご都合展開!
夜も更けて、隣からは規則正しい寝息が聞こえてきた。
暗い部屋の中にはベッドが2つ。
警戒心もなく、僅かな光に照らされた男が横たわっている。
「……」
秦究は息を殺して、整い美しいその人の横顔を見つめた。長いまつげ、すっと通った鼻筋、薄い唇は少しだけ開いて吐息を漏らす。
「ン……」
僅かに眉が動き、ぎゅっとつむられた瞳が機嫌悪そうに揺れる。起きたのかと思えば、そうではなく、彼はごろりと秦究の方へ体を向けて再び深い眠りへと落ちた。
僅かに覗いた赤を見つめて、秦究は目をそらせない。
先程の吐息混じりの音が耳にこびり付いて離れない。
彼のことを何も知らない。
過去はまだ思い出せない。
それなのに、あの薄く開いた唇。薄いまぶた。滑らかな肌。それに触れたいような衝動が湧く。
669※ご都合展開!
夜も更けて、隣からは規則正しい寝息が聞こえてきた。
暗い部屋の中にはベッドが2つ。
警戒心もなく、僅かな光に照らされた男が横たわっている。
「……」
秦究は息を殺して、整い美しいその人の横顔を見つめた。長いまつげ、すっと通った鼻筋、薄い唇は少しだけ開いて吐息を漏らす。
「ン……」
僅かに眉が動き、ぎゅっとつむられた瞳が機嫌悪そうに揺れる。起きたのかと思えば、そうではなく、彼はごろりと秦究の方へ体を向けて再び深い眠りへと落ちた。
僅かに覗いた赤を見つめて、秦究は目をそらせない。
先程の吐息混じりの音が耳にこびり付いて離れない。
彼のことを何も知らない。
過去はまだ思い出せない。
それなのに、あの薄く開いた唇。薄いまぶた。滑らかな肌。それに触れたいような衝動が湧く。