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    konashock7stage

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    konashock7stage

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    全球高考
    ※夢の時のご都合主義展開
    ※究惑

    #究惑
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    究惑 寝顔※夢の章のときの妄想
    ※ご都合展開!


    夜も更けて、隣からは規則正しい寝息が聞こえてきた。
    暗い部屋の中にはベッドが2つ。
    警戒心もなく、僅かな光に照らされた男が横たわっている。
    「……」
    秦究は息を殺して、整い美しいその人の横顔を見つめた。長いまつげ、すっと通った鼻筋、薄い唇は少しだけ開いて吐息を漏らす。
    「ン……」
    僅かに眉が動き、ぎゅっとつむられた瞳が機嫌悪そうに揺れる。起きたのかと思えば、そうではなく、彼はごろりと秦究の方へ体を向けて再び深い眠りへと落ちた。
    僅かに覗いた赤を見つめて、秦究は目をそらせない。
    先程の吐息混じりの音が耳にこびり付いて離れない。

    彼のことを何も知らない。
    過去はまだ思い出せない。

    それなのに、あの薄く開いた唇。薄いまぶた。滑らかな肌。それに触れたいような衝動が湧く。
    唇を割り開いて、いつも不機嫌そうな顔が眉根を寄せて快感を堪える顔が見たい。吐息を奪い、すがりついてきた手をとり、瞳を覗き込みたい。滑らかな肌を指の腹で辿り、誰にも許さない彼だけの場所にねじ込み揺さぶりたい。

    脳裏に閃光のように浮かんだ光景に、秦究は思わず舌で唇を舐めた。
    あの肌はまだ、誰も知らないのか。
    触れられていないのか。
    それとも──……。

    眠る安らかな横顔があどけなく、この美しい人に他の誰かが触れたのかもしれないと思うと、秦究は眉根を寄せて舌打ちしたくなった。

    ──大考官

    唇だけで呼んでみる。
    怠惰な響きを持ちながら、甘さが含んだ呼び方に秘められた想いを、秦究はこのとき、まだ知らなかった。



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