Ap53A4
TRAININGポイピクでSSも書けることが衝撃的な時代遅れマン。AI先生との共著。科学の力ってスゲー!AI7割の手直し3割くらい。多分。創作三国志の袁紹と袁術(とおまけの曹操)なSS。ガバガバファンタジーなのでお気を付けて。袁家の二人は猫の獣人です。ほんのり紹術風味。構って欲しい袁術とそんな従弟がかわいい袁紹。
単なる構ってちゃんということだ「おい!」
聞き慣れた声だ。不機嫌を隠そうともしない声色に、私への怨嗟も滲み出ている、かわいい弟の声。
「……術、か。どうした?」
「どうしたもこうしたもない……!何故庶子のお前の元にばかり名士が集う?私の方が……私こそ袁家の正統なる血筋を受け継ぐ名族であるのに……!」
「ふむ……」
怒りでバタバタと振られている尻尾が愛らしいことこの上ないが、それを言えばまた怒り出すのだろう。幼い頃は仲が良かったと思っていたのだが、歳を重ねる毎に嫌われてしまったようだった。
「お前は少しばかり、……名族としての自尊心が強すぎる。それでは皆が萎縮してしまうのではないかな」
少しどころではない。自身が四世三公の出で有る事を存在理由としているかのようにも見える。
5378聞き慣れた声だ。不機嫌を隠そうともしない声色に、私への怨嗟も滲み出ている、かわいい弟の声。
「……術、か。どうした?」
「どうしたもこうしたもない……!何故庶子のお前の元にばかり名士が集う?私の方が……私こそ袁家の正統なる血筋を受け継ぐ名族であるのに……!」
「ふむ……」
怒りでバタバタと振られている尻尾が愛らしいことこの上ないが、それを言えばまた怒り出すのだろう。幼い頃は仲が良かったと思っていたのだが、歳を重ねる毎に嫌われてしまったようだった。
「お前は少しばかり、……名族としての自尊心が強すぎる。それでは皆が萎縮してしまうのではないかな」
少しどころではない。自身が四世三公の出で有る事を存在理由としているかのようにも見える。