aily_aily10
MEMO5月20日(520)我愛你の日騰録で我愛你。
やたら乙女になってしまったので、にょたオミでも良いかも知れない。
#騰録SS
素直に言えない寝返りを打とうとして壁に当たって、ぱちりと目が覚めた。
執務室の寝台は仮寝用だ。狭いのは仕方ない。
もぞもぞと体勢を変えていると温かい塊に肩が触れ、少しだけ驚いて、すぐに安堵の息を漏らした。
いつの間に来たんだ…?
起こしてくれりゃいいのに、相変わらず変なところで水臭い奴だ。
「しばらく逢いに行けない」
「別にわざわざ断らなくてもいい」
「私を寝ずに待っていたら悪いと思…」
「安心しろ、アンタが来ようが来まいが俺は関係なく寝る」
「寂しいことを言う。私はお前なしでは寝られないというのに」
「ばっ、真っ昼間からヘンな事言うな!誰かに聞かれたらどうするっ!」
城の回廊を歩きながら慌てて騰の口を塞いだのは、何日前のことだったか。
730執務室の寝台は仮寝用だ。狭いのは仕方ない。
もぞもぞと体勢を変えていると温かい塊に肩が触れ、少しだけ驚いて、すぐに安堵の息を漏らした。
いつの間に来たんだ…?
起こしてくれりゃいいのに、相変わらず変なところで水臭い奴だ。
「しばらく逢いに行けない」
「別にわざわざ断らなくてもいい」
「私を寝ずに待っていたら悪いと思…」
「安心しろ、アンタが来ようが来まいが俺は関係なく寝る」
「寂しいことを言う。私はお前なしでは寝られないというのに」
「ばっ、真っ昼間からヘンな事言うな!誰かに聞かれたらどうするっ!」
城の回廊を歩きながら慌てて騰の口を塞いだのは、何日前のことだったか。