やっぱり//🐏
DONE🔮🐑が逃避行に出る話 その3です。意外と続きました!
なんと温泉回になりました。
🐑が足外してたりするのでちょっと注意です!
パロなので、詳しくは一話から参照してください!
🔮🐑が逃避行で朝日見て温泉に入る話♨+α次の日の夜明け前、Fulgerは1人ベットから起き出して周辺を探索していた。
浮奇が起きた時に気づくよう、デスクに備え付けられていたメモに「少し歩いてくる」と書き置いてベッドのヘッドボードに貼り付ける。
昨夜降りた無人駅の前を通ると、赤茶色の毛並みの猫が伸びをしているのが見えた。
ふといつも馬鹿なことを言い合って笑っている学友のAlbarnが脳裏によぎった。
彼は明日学校に登校して、浮奇と俺がいないことをどう受け止めるのだろうか。
きっと楽しそうな事をやっているなと笑い飛ばすのだろう。
何事も、どこか人よりやりすぎてしまう俺をなんだかんだ気遣ってくれる彼には感謝しかない。
自分でもダメ人間なんだろうな、という自覚はあった。周りが恵まれているだけで自分自身にはなんの特性も価値もないのだとずっと思っていた。そんな俺にも普通の距離感で接してくれるalbanの存在は俺にとっては大きかった。
7979浮奇が起きた時に気づくよう、デスクに備え付けられていたメモに「少し歩いてくる」と書き置いてベッドのヘッドボードに貼り付ける。
昨夜降りた無人駅の前を通ると、赤茶色の毛並みの猫が伸びをしているのが見えた。
ふといつも馬鹿なことを言い合って笑っている学友のAlbarnが脳裏によぎった。
彼は明日学校に登校して、浮奇と俺がいないことをどう受け止めるのだろうか。
きっと楽しそうな事をやっているなと笑い飛ばすのだろう。
何事も、どこか人よりやりすぎてしまう俺をなんだかんだ気遣ってくれる彼には感謝しかない。
自分でもダメ人間なんだろうな、という自覚はあった。周りが恵まれているだけで自分自身にはなんの特性も価値もないのだとずっと思っていた。そんな俺にも普通の距離感で接してくれるalbanの存在は俺にとっては大きかった。
やっぱり//🐏
DONE🔮&🐑。「あの夏が飽和する」パロ
タイトル通り人を殺しちゃった🔮が、人を殺してない🐑と一緒に逃避行に行く話です。
ふーちゃんの「自己犠牲の男」て感じが大好きなので、勝手に設定盛りまくりました。
学パロ&歌パロです。詳しくは前話を参照ください。
🔮と🐑が高三の夏に逃避行に出る話②ep.3
雨粒が屋根から落ちていくのをただぼんやりと見ていた。
機械の手足を持つ彼は、人一倍人に優しいし、人一倍努力家だ。
なんでも出来る兄と比べられる事が多かったからか、面倒事を避けるその性格からか、彼は入学当初から優等生というレッテルが貼られていた。
そんな彼のレッテルを自分が外すことを何度夢見た事か。
家庭環境に恵まれず、いつもどこか違う場所からみんなを見ている自分にさえ優しい彼。
彼が準備してくれたタオルを頭にかけ、彼シャツをしようとして出来なかった結果破ってしまった彼のシャツへ視線を移す。
身長差はあるのに、彼は短めのトップスばかり着るからか、憧れの彼シャツはできなかったし
そもそもズボンがぶかぶかとかではなく普通に入ってしまったのでシャツ1枚でいるわけにもいかなかったのだ。
8446雨粒が屋根から落ちていくのをただぼんやりと見ていた。
機械の手足を持つ彼は、人一倍人に優しいし、人一倍努力家だ。
なんでも出来る兄と比べられる事が多かったからか、面倒事を避けるその性格からか、彼は入学当初から優等生というレッテルが貼られていた。
そんな彼のレッテルを自分が外すことを何度夢見た事か。
家庭環境に恵まれず、いつもどこか違う場所からみんなを見ている自分にさえ優しい彼。
彼が準備してくれたタオルを頭にかけ、彼シャツをしようとして出来なかった結果破ってしまった彼のシャツへ視線を移す。
身長差はあるのに、彼は短めのトップスばかり着るからか、憧れの彼シャツはできなかったし
そもそもズボンがぶかぶかとかではなく普通に入ってしまったのでシャツ1枚でいるわけにもいかなかったのだ。