pagupagu14
DONE空玄。お花を育てる玄奘+悟空のお話です
花の約束 空玄 「悟空おかえり!」
「お帰りなさい!」
「こらっ!その泥だらけの手で悟空に抱きついてはいけませんよ!手を洗ってきなさい」
『はーい』
都での仕事を終わらせて帰るとそんな光景が繰り返され俺は目を丸くした。
「悟空、お帰りなさい。すいません、私は手が汚れてるのであなたに触れられませんが気にしないでください」
そう言った後玄奘はすぐさま花壇の方にしゃがみ込んだ。
「…何、してんだ?」
隣にしゃがみ込んだ俺に驚いたもののすぐに花壇へと玄奘は視線を移した。
「花の種を植えてたんです」
「花?」
「はい。近所の人にいただいて…」
「なんの花なんだ?」
「それは教えてくれなかったんですよ。けれど、咲く時の楽しみが増えた、と思うと楽しみではないですか?」
691「お帰りなさい!」
「こらっ!その泥だらけの手で悟空に抱きついてはいけませんよ!手を洗ってきなさい」
『はーい』
都での仕事を終わらせて帰るとそんな光景が繰り返され俺は目を丸くした。
「悟空、お帰りなさい。すいません、私は手が汚れてるのであなたに触れられませんが気にしないでください」
そう言った後玄奘はすぐさま花壇の方にしゃがみ込んだ。
「…何、してんだ?」
隣にしゃがみ込んだ俺に驚いたもののすぐに花壇へと玄奘は視線を移した。
「花の種を植えてたんです」
「花?」
「はい。近所の人にいただいて…」
「なんの花なんだ?」
「それは教えてくれなかったんですよ。けれど、咲く時の楽しみが増えた、と思うと楽しみではないですか?」