enokoro_TRPG
DOODLEとつぜん終わるやまつばの朝何も考えず「アウトプットがしたい」だけで筆を走らせた
内容が思いついたら続き書きます
目が覚めて初めに思い浮かぶのは一番気になっていることだ。途中の課題を前にして時間を確認するように、悲惨な夢の内容を思い出し震えるように、俺にとってはそれが愛する人間の所在であった。
椿は死なず衰えない体を持っている。不老不死と呼ばれる不可解な事象の詳しいことはほとんど分かっていない。ただ彼は死ぬような怪我をしても命が絶えることはなく、傷すらもなかったことになる。心臓はどんな時も動き続ける。しかし、たまに止まることもある。それでも椿は生きて俺の隣で笑うし、同じベッドで夜を越えていた。
寝ている間に椿が死んでいることなんてほとんど有り得ないことなのに、俺は心配でたまらない。目を離した隙にいなくなっている想像をしては頭が痛む。夢だと言われたほうが納得するかもしれない。それほどに椿を愛していた。そして、彼の存在は不確かだった。
764椿は死なず衰えない体を持っている。不老不死と呼ばれる不可解な事象の詳しいことはほとんど分かっていない。ただ彼は死ぬような怪我をしても命が絶えることはなく、傷すらもなかったことになる。心臓はどんな時も動き続ける。しかし、たまに止まることもある。それでも椿は生きて俺の隣で笑うし、同じベッドで夜を越えていた。
寝ている間に椿が死んでいることなんてほとんど有り得ないことなのに、俺は心配でたまらない。目を離した隙にいなくなっている想像をしては頭が痛む。夢だと言われたほうが納得するかもしれない。それほどに椿を愛していた。そして、彼の存在は不確かだった。