pagupagu14
DONE雪道/イヴァゲルイヴァンエンド後のお話。
雪道 「へぶっ!」
慣れない雪道に躓き、雪の積もった場所に頭から突っ込んでしまう。
「いたた……」
顔を上げ、寒さに顔を顰めているとイヴァンの笑い声が頭上から聞こえてくる。
「何やってるんですか、あなたは」
「だって~~…」
イヴァンの辛辣な言葉に唇を尖らせながら顔を上げると呆れたような、けれど慈しむような顔をしていて思わずそのまま固まってしまう。すると、そのまま顔についた雪をイヴァンが払いのけてくれて思わずお礼を口にした。
「お礼を言うくらいなら、こけない努力をして下さい」
「が、頑張りま~す…」
苦笑いが零れるが本気でイヴァンが怒っていないことを知っている私は差し出された手を掴んで立ち上がった。
「雪って歩きづらいから大変だなあ」
598慣れない雪道に躓き、雪の積もった場所に頭から突っ込んでしまう。
「いたた……」
顔を上げ、寒さに顔を顰めているとイヴァンの笑い声が頭上から聞こえてくる。
「何やってるんですか、あなたは」
「だって~~…」
イヴァンの辛辣な言葉に唇を尖らせながら顔を上げると呆れたような、けれど慈しむような顔をしていて思わずそのまま固まってしまう。すると、そのまま顔についた雪をイヴァンが払いのけてくれて思わずお礼を口にした。
「お礼を言うくらいなら、こけない努力をして下さい」
「が、頑張りま~す…」
苦笑いが零れるが本気でイヴァンが怒っていないことを知っている私は差し出された手を掴んで立ち上がった。
「雪って歩きづらいから大変だなあ」
pagupagu14
DONEイチャイチャするイヴァゲル。最初は現パロか学パロ予定だったんですがそれがなくても行ける会話だなーと思ったのでSBL世界のままです。全てはあなたのため 「イヴァンってモテるよね…」
じと、とした目で見つめる恋人であるゲルダに何なんですか突然、と言ってイヴァンは視線を交じ合わせた。
「だ、だって…イヴァンって見た目も悪くないでしょ?綺麗な顔をしているし…、気遣いもできて周りをよく見ていて頼りになるし…、普段は意地悪かもだけどやっぱり基本的にお兄ちゃんだから優しいし…、私を急かすようなこともしないし…、モテる要素しかないなって思って…思って…」
そう言ってしおしおとゲルダは萎んでいく。
「ふふっ…」
「ど、どうして笑うの!?」
私は本気で落ち込んでいるのに!と怒ればイヴァンの細い指によってつん、とその頬を押されてしまう。
「だって、あなたが全く気づいていないのがおかしくて、それと同時に恨めしくて」
1074じと、とした目で見つめる恋人であるゲルダに何なんですか突然、と言ってイヴァンは視線を交じ合わせた。
「だ、だって…イヴァンって見た目も悪くないでしょ?綺麗な顔をしているし…、気遣いもできて周りをよく見ていて頼りになるし…、普段は意地悪かもだけどやっぱり基本的にお兄ちゃんだから優しいし…、私を急かすようなこともしないし…、モテる要素しかないなって思って…思って…」
そう言ってしおしおとゲルダは萎んでいく。
「ふふっ…」
「ど、どうして笑うの!?」
私は本気で落ち込んでいるのに!と怒ればイヴァンの細い指によってつん、とその頬を押されてしまう。
「だって、あなたが全く気づいていないのがおかしくて、それと同時に恨めしくて」