koryuhi
DONE某所の話題に乗っかって書いた即興ハドザム(超短編)話題の前提としては、例の「味見」の件です。
ハドザム「は、ハドラー様……それは、その………!」
何やら頬を赤らめ慌てるザムザ。だが当のハドラーは涼しい顔で手を伸ばし、そしてひょいっとフライパンの上から程よく焼けている肉を一つ、摘み上げて口へと運んだ。
「うむ。なかなかいい味つけではないか」
そうと満足そうに言うハドラーに、ザムザは自分がとんでもない勘違いをしていた事に気がつき、顔色を更に赤くする。
「あ、味見ってそういう……い、いえ。何でも」
思い浮かべてしまった不埒な思いを、ぶんっと顔を振ることで吹き飛ばそうとする。だが、一度思い浮かべてしまったものは簡単には消えてはくれない。
「も、もうそろそろ出来上がりますので……」
向こうで座ってお待ちください。と、やはり頬は赤くしたまま。声を震わせるザムザにハドラーはどうしたのだと軽く首を捻るが……。
556何やら頬を赤らめ慌てるザムザ。だが当のハドラーは涼しい顔で手を伸ばし、そしてひょいっとフライパンの上から程よく焼けている肉を一つ、摘み上げて口へと運んだ。
「うむ。なかなかいい味つけではないか」
そうと満足そうに言うハドラーに、ザムザは自分がとんでもない勘違いをしていた事に気がつき、顔色を更に赤くする。
「あ、味見ってそういう……い、いえ。何でも」
思い浮かべてしまった不埒な思いを、ぶんっと顔を振ることで吹き飛ばそうとする。だが、一度思い浮かべてしまったものは簡単には消えてはくれない。
「も、もうそろそろ出来上がりますので……」
向こうで座ってお待ちください。と、やはり頬は赤くしたまま。声を震わせるザムザにハドラーはどうしたのだと軽く首を捻るが……。