paferatte_
PROGRESSルキ探現パロ本の作業進捗です!ルキ探現パロ作業進捗大きな館。広い中庭。木陰にあるベンチ。そこで肩をくっ付けて本を読む。木の葉の揺れる音に混じって皆の喧騒が聞こえるんだ。馴れ合ったって一銭にもならない。昔は、ルキノさんに会う前は、そう思っていたけれど。聞き慣れた声がページを捲る音に混じっているのは、想像よりずっと心地良かった。
不意に隣を見上げるとルキノさんもこっちを見てくれて。集中していても僕を気にかけてくれてるんだって思うとすごく嬉しかったんだ。
「ん……」
突然の眩しさに意識が浮上する。霞む瞳を擦って辺りを見回せば、カーテンを開けたばかりのルキノさんと目が合った。
「ノートン、おはよう」
ん? なんでルキノさんがいるんだ? 僕、いつの間に寝たんだっけ。昨日、何してた。確か、倒れて。それから、ああそうだ。そう。ルキノさんがいて鍵を貰ったんだ。その後泣き疲れて眠ってから……目覚めてない、はずなんだけど。
1541不意に隣を見上げるとルキノさんもこっちを見てくれて。集中していても僕を気にかけてくれてるんだって思うとすごく嬉しかったんだ。
「ん……」
突然の眩しさに意識が浮上する。霞む瞳を擦って辺りを見回せば、カーテンを開けたばかりのルキノさんと目が合った。
「ノートン、おはよう」
ん? なんでルキノさんがいるんだ? 僕、いつの間に寝たんだっけ。昨日、何してた。確か、倒れて。それから、ああそうだ。そう。ルキノさんがいて鍵を貰ったんだ。その後泣き疲れて眠ってから……目覚めてない、はずなんだけど。