pagupagu14
DONE遠くない未来/伊ユウ(パラツー)伊吹ハピエン後の伊ユウ。時アポしながら思いついたお話です、久々のパラツー二次創作ですね
遠くない未来 「…僕、ユウキが死んだらいやだなぁ」
「えっ!?」
突然物騒なことを口にするものだから思わず驚いて顔を上げていた。
「ど、どうしたの…何かあった?伊吹」
「うん、本を読んでたんだけどね。この話がループ物っていうのかな?大切な子のために時間を戻して、最良の未来を目指すっていうものなんだけど…読みながら、僕だったら目の前でユウキが死んじゃったら世界、滅ぼしちゃうだろうなって」
「さらっと怖いよ!?」
「だってそれくらい僕にとって君は特別だから」
「……」
思わず黙ってしまう私を見て楽しそうに伊吹は笑った。
「い、伊吹…」
こほん、と咳払いをすると伝えたいことを伝える為に伊吹の両手を握る。
「…もし、もしだよ?そういう危ない目にあったとしても…きっと、伊吹が助けてくれるでしょう?」
734「えっ!?」
突然物騒なことを口にするものだから思わず驚いて顔を上げていた。
「ど、どうしたの…何かあった?伊吹」
「うん、本を読んでたんだけどね。この話がループ物っていうのかな?大切な子のために時間を戻して、最良の未来を目指すっていうものなんだけど…読みながら、僕だったら目の前でユウキが死んじゃったら世界、滅ぼしちゃうだろうなって」
「さらっと怖いよ!?」
「だってそれくらい僕にとって君は特別だから」
「……」
思わず黙ってしまう私を見て楽しそうに伊吹は笑った。
「い、伊吹…」
こほん、と咳払いをすると伝えたいことを伝える為に伊吹の両手を握る。
「…もし、もしだよ?そういう危ない目にあったとしても…きっと、伊吹が助けてくれるでしょう?」
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DONE不思議な男の子/伊ユウ(パラツー)転生現パロの伊ユウの初対面のお話。多分この伊吹も超能力持ち
不思議な男の子 桜が散る。ひらひらと、踊るように、舞うように散っていく。
桜が見頃だからと友達と一緒にお弁当を作って、精一杯のおしゃれをして桜の名所である公園へと行って、そして見事な桜にスマホを掲げ写真を撮っていた。パシャリパシャリと音を立てて。けれど何枚目だっただろうか、桜だけではない見知らぬ男の子が写った。そう、知らない…知らない人の…はずなのだ。
「上手く撮れた?」
「え、」
いつの間にか近づいていた男の子はそうやって私に笑いかける。…怒った様子はどこにもなかった。
「あ、はい…それはもうくっきりと…」
「僕にも見せてほしいな」
名乗ることもせず私のスマホを覗き込んでくる男の子。けれど不思議と嫌な気持ちはせず、むしろどこかで会ったことがあるような…不思議な感覚に襲われていた。
656桜が見頃だからと友達と一緒にお弁当を作って、精一杯のおしゃれをして桜の名所である公園へと行って、そして見事な桜にスマホを掲げ写真を撮っていた。パシャリパシャリと音を立てて。けれど何枚目だっただろうか、桜だけではない見知らぬ男の子が写った。そう、知らない…知らない人の…はずなのだ。
「上手く撮れた?」
「え、」
いつの間にか近づいていた男の子はそうやって私に笑いかける。…怒った様子はどこにもなかった。
「あ、はい…それはもうくっきりと…」
「僕にも見せてほしいな」
名乗ることもせず私のスマホを覗き込んでくる男の子。けれど不思議と嫌な気持ちはせず、むしろどこかで会ったことがあるような…不思議な感覚に襲われていた。
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DONEsweet dream/伊ユウ(パラツー)ディアラバVCしてて添い寝する伊吹とかありだな…ってなったので。前日向で似たようなの書いたことあるからそれの伊吹版です
sweet dream 「みんなと一緒に見なければよかった…」
リビングで見ていたホラー映画があまりにも怖く、私は中々眠れない夜を過ごしていた。
「はあ…どうしよう…」
そうしているとコンコン、と2回ノックが鳴り思わずびくついてしまう。
「は、はーい…?」
恐る恐るドアを開けるとそこにいたのは…
「やあ、ユウキ」
なんと伊吹だった。
「伊吹…どうして?」
「ええっと…『さっきの映画が怖くて一人だと夢に見そうだった』から?」
あからさまな嘘を棒読みで言う伊吹の優しさに思わず笑ってしまう。
「ふふ、そうなんだ」
「うん…まあ、本当は君が怖がってそうだったから…なんだけど、やっぱり慣れないことはするものじゃないね、うん」
「…誰かに言われたの?」
「ユウキのところに行こうとは思っていたんだけどリョウがさ…」
836リビングで見ていたホラー映画があまりにも怖く、私は中々眠れない夜を過ごしていた。
「はあ…どうしよう…」
そうしているとコンコン、と2回ノックが鳴り思わずびくついてしまう。
「は、はーい…?」
恐る恐るドアを開けるとそこにいたのは…
「やあ、ユウキ」
なんと伊吹だった。
「伊吹…どうして?」
「ええっと…『さっきの映画が怖くて一人だと夢に見そうだった』から?」
あからさまな嘘を棒読みで言う伊吹の優しさに思わず笑ってしまう。
「ふふ、そうなんだ」
「うん…まあ、本当は君が怖がってそうだったから…なんだけど、やっぱり慣れないことはするものじゃないね、うん」
「…誰かに言われたの?」
「ユウキのところに行こうとは思っていたんだけどリョウがさ…」
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DONE約束/伊ユウ(パラツー)伊吹ハピエン直後の伊吹に助け出されτで目を覚ましたユウキの話。
約束 「う……ん?」
ぱちぱちと瞬きを繰り返し目を覚ます。よく見ればそこはτの私の部屋だった。起き上がろうとすれば近くにいたらしいリーゼが嬉しそうな、泣きそうな顔をして声を上げた。
「ユウキ!目を覚ましたノ!?」
「う、うん…えっと、私…?」
「研究所から伊吹に連れ戻されてτに戻って来たんだヨ」
「伊吹が…」
そう言えば私を抱きかかえながらBloomsと話していた時のことを思い出す。
「それで私はどうして…」
「伊吹から聞いたんだけど、ユウキ…研究者に囚われて研究材料にされてたんだって?すごい超能力を持ってるとかで。それで、散々使い潰されていたからかなり疲労がたまっていたみたいで…皆が言うにはすぐに塞がるみたいだけど注射痕とかすごいんだからネ!?今は包帯で隠してるけど…」
1970ぱちぱちと瞬きを繰り返し目を覚ます。よく見ればそこはτの私の部屋だった。起き上がろうとすれば近くにいたらしいリーゼが嬉しそうな、泣きそうな顔をして声を上げた。
「ユウキ!目を覚ましたノ!?」
「う、うん…えっと、私…?」
「研究所から伊吹に連れ戻されてτに戻って来たんだヨ」
「伊吹が…」
そう言えば私を抱きかかえながらBloomsと話していた時のことを思い出す。
「それで私はどうして…」
「伊吹から聞いたんだけど、ユウキ…研究者に囚われて研究材料にされてたんだって?すごい超能力を持ってるとかで。それで、散々使い潰されていたからかなり疲労がたまっていたみたいで…皆が言うにはすぐに塞がるみたいだけど注射痕とかすごいんだからネ!?今は包帯で隠してるけど…」