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    すいせい

    DONEハッピーバースデー、俺!!!
    と、いう事で。自分の誕生日に自分の書きたい話を書きました!何とか当日中に書き上がったよ~~~~誤字脱字あったらサーセン!という慌てっぷりです。
    ちょっと詰め込んだ感がありますが………まぁ良し!っという事で。
    【淳まこ】誤解その感情はいつの間にか早田の中で生まれて、気が付けば大きく膨れ上がっていた。けれど滅多に会う事のない相手だった事とサッカーに集中していた事で、感情が抑えられなくなるような事がなかったのが幸いではあった。会えるとしたら高校サッカーの全国大会で、その人物が試合を観戦しにスタジアムまで足を運べば……の話。譬えスタジアムまで来ていたとしても、会う確率は非常に低い。だから、彼との関係が変わるなんて事は、思いもしていなかった。
    「それは、僕と付き合いたいって事だよね?」
    低い確率だったのに再会した、彼に。
    つい口から溢れてしまった、『好き』の言葉。
    早田のその言葉に対してそう返してきた三杉の姿に、ただ呆然とする事しか出来ない。けれどその顔は段々と赤く染まり、目線が少し逸らされる。どう答えて良いのか判らないのだろう早田は微かに口を動かす事しか出来なくて……。そんな彼に対して三杉はうっすらと笑みを浮かべた。
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