神楽月イカル家族を殺し、弟を奪ったイクリプスへの復讐と憎悪に燃える【憤怒】。
弟とお揃いの面をつけている間は文字通り鬼のように残虐非道にもなれるが、外れてしまうと戦えなくなる。もともとは戦闘に不向きな性格であるが、弟を取り戻すためであれば他人を殺すことだって、自分を殺すことだって厭わない。
イクリプスに連れ去られた弟、神楽月クイナが生きていると信じている。
【アカデミー時代】
対策機構【HELIOS】に保護され、アカデミー入学。イクリプスへの復讐を誓い、ヒーローを目指すが、武器を持つと手が震え、全く動けなくなってしまう。その本能的に戦いを嫌う、争いたくないと思うような優しい心を全て弱い心として、嫌っていた。戦いたいのに。
そして、非合法に入手した薬が彼女を変えた。人格が分裂しかけている。
【関係性など】
ミニョン・テュリップ
イカルの同室。彼女の前では面を外すことができる。慣れた。それでも基本的には面をつけている。彼女が家族に対して不満があるような素振りを見せているので、あまりその話題は出さない。可愛い子だなと思っている。
ミスカ・ハワード
同い年の子。イカルは面をつけている間、全く気を抜いておらず、隙も見せていないはずなのになぜかミスカにはしょっちゅう面をとられている。びっくりするのでやめてほしい。よく喋る人、不思議な人、ぐいぐいくる人だなぁと思っている。
ロクト・フェリータ
ウエストセクター所属の先輩。一発ギャグの人。面白い人。よくイカルのツボにはいるが、面白くない時は普通に「ロクトさん、それは面白くないです」ときっぱり言う。面をつけていてもつけていなくても真顔で言う。
ジェスター・クラウン
ウエストセクター所属のルーキー。よく一生懸命笑わせようとしてくれるので、イカルはジェスターを見ると口元をにこりとさせる。